京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

鏡開き

2007-01-11 23:31:39 | 季節のことば
1月11日、鏡開きです

罅(ひび)に刃を合わせて鏡餅ひらく  橋本美代子



        

年神様にお供えした鏡餅をおろして、割って、
  お汁粉や雑煮にして食べる日です。
  鏡はまるいので、円満を、開くは末広がりを意味して
  いるそうです。

  もともとは床の間に武士の具足を飾り、鏡餅を備えた、
  武家の仕事始めの行事だったとか。武士は切るとか
  割るという言葉を嫌うので、開くといったのだそうです。

  鏡開きはやっぱりお汁粉。
  子供のころは丸い大きなお餅にひびが入ってくると
  そろそろだなあと楽しみでした。
  小さなかけらを母は揚げ餅にしてくれたものです。

老妻の今年も割りぬ鏡餅   碧童