新潟カウンセリング研修センター

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真のいじめ予防→聞こえてくるか、その人のことば・自分のことば

2013-12-11 10:58:30 | 私の声
 「いじめ」についての調査結果に基づいて、前年度の2.8倍になったと新聞・テレビで報じられている。過去最悪としながらも、隠蔽したがる面からは、まず認められるようになったとしている。統計上のことを論じて分析し、どう説明をしようとも、現に目の前にした生身のその人間(ひと)に、どう向き合わせていただける自分になっているかが、問われ続けられていることがおろそかになったままでは、始まらないのである。しっかり向かい合う心構えがないように感じられているならば、取り組んでいるかのように自身をごまかし続けている姿勢に、光をあてるしか先は開かれていかないのである。調査・法の以前に、現に起こっているその人間と人間の関係(ことばの相)が、聞こえて観えているか、それこそが、究極のいじめ予防対策に他ならないのだが。精神の感性は一朝一夕では磨かれるはずもなく、倦まず弛まずだ。精神の「飢餓」に、学ばずにおれなくさせていただけるであろう。教師だ・親だ、の看板を外し、まずクライエントになれればいい。

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