桜の並木道、その枝先に目を奪われて川縁を散歩していたら、晴れ渡っている青空のような光が視界に入ってきた。足下に目を凝らすと、犬のふぐりが地面を転々と彩っていた。まるでイルミネーシヨンのように。すると、姫、仏の座が、たねつけ花が春の陽を浴びているではないか。
音のした方向を振り返ると、数羽の鴨が私の足音に驚いたか、川縁から水面に身を投じていた。
彩りも・姿も違って在る。
「みんな違ってみんないい」(金子みすゞ のことば)が、
「老少善悪のひとをえらばれず」(歎異抄より)が、届けられてきた。
私達は、自分を含めて、どうなっているだろうか。
あぁ~生かされているなぁ。桜の木に・鴨に・川に・姫オドリコソウに・犬のふぐりに・仏の座に・たねつけ花に・風に・陽に縁をいただき、今ここに。
言葉にして、言葉に歩ませていただいている「私」
音のした方向を振り返ると、数羽の鴨が私の足音に驚いたか、川縁から水面に身を投じていた。
彩りも・姿も違って在る。
「みんな違ってみんないい」(金子みすゞ のことば)が、
「老少善悪のひとをえらばれず」(歎異抄より)が、届けられてきた。
私達は、自分を含めて、どうなっているだろうか。
あぁ~生かされているなぁ。桜の木に・鴨に・川に・姫オドリコソウに・犬のふぐりに・仏の座に・たねつけ花に・風に・陽に縁をいただき、今ここに。
言葉にして、言葉に歩ませていただいている「私」