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ミッドウェー海戦

2021年06月04日 | 経営以外の話
今の日本の状況が、ミッドウェー海戦とダブって見えます。
そもそも大戦に参戦すべきでは無かったのですが、国が参戦を決定。
(山本五十六大将は非戦論者だったそうです)

無線が傍受、暗号が解読され、アメリカ軍に作戦が漏れたという大問題もありましたが、戦力自体は有利なものだったそうです。
が「いくつかの致命的な判断ミス」を繰り返し、大敗北となりました。

私なりの解釈ですが、判断ミスは「無知」「経験不足」からくるものではなく「体面」「体裁」を重んじた事で起きたように考えています。
言い方を変えれば「頑固さ」さらには「意地っ張り」です。
柔軟な発想、その場に応じた臨機応変さではなく「こうやって決めたのだから、その通りにやる」という事。
人材登用も、能力主義とはいえ「学校時代の成績」と、そもそも「学校に行ける家柄」から選ばれました。
対するアメリカの最高責任者は、序列的には決して高くなかったそうです。

さらに言えば、海軍と陸軍の権力抗争もありました。
どちらかが大きな功績を上げると困るので、お互いが足の引っ張り合いをする。
自分たちがやりたいことを強行する為、否定論者を排除する。
これが、国の為ですかね?

これ、ずいぶん昔のように感じるかもしれませんが、まだ100年も経っていない時代の話です。
そこから、日本はどれだけ成長できたのでしょうかね。

ミッドウェー海戦の目的は何だったのか?
戦略的価値は低いと周囲の猛反発がありましたが、山本大将が押し切りました。
では、山本大将の考えが間違っていたのか?
いや、そもそもアメリカと戦うこと自体を無謀と考えていたので「奇襲により相手の戦意を挫いて、有利な条件で講和する」という目的があったのだと考えています。
さらには、アメリカによる日本本土への攻撃を回避したいという願いもあったのだと思います。

ですが、致命的な判断ミス。。。。。

今の日本は、しっかりとした判断をしているでしょうかね?
明確な目的はあるのでしょうかね?
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