狂う感覚

夏休みに家族旅行に行ったのですが、旅先でいろいろ買い物をしますよね。
食事も含めて、普段より財布の紐が緩むのは仕方ないです。

夏休みの1泊旅行。
初日のランチで海鮮丼の店に入ったのですが、安いもので1500円。まぁまぁに見えるものだと3000円でした。
以前なら入れなかった店。
ランチの予算は家族4人、合計5000円以下で考えていたし、こどもが小さかった事もあって安く済ませていたのです。

こどもも成長。私より食べる量も多くなりました。
ここで高級な店を選べば高額になるのは当たり前。
海鮮丼なんて無理でした。

今回、海鮮丼と浜焼きを頼んで、4人家族で2.2万。
一人5000円越え（笑）
それでも「美味かったし、楽しんだからいいや」と思えてしまった。

こんな贅沢を繰り返し、宿代14万を足して1泊2日で25万近く使いました。
高速代、ガソリン代など交通費は別です。
数年前なら半分以下で抑えていました。
10万を超えたら「大金を使ったなぁ」と思っていたのですが、今回、改めて計算してから「25万近く使ったんだ」と思うだけ。
キャッシュレス決済のせいでもありますが、感覚が狂ってしまったのです。


そんな中、友人から呑みに誘われました。
居酒屋の2時間コース。呑み放題で4400円。
（あまり呑ま（め）ない私は元が取れませんが）
唐揚げ、ポテトなどジャンクな食事が並ぶだけで、それほど美味しくない。
それでも、友人は「お小遣い制なので、予算オーバー」でした。

同世代ですし、こどもの年齢も近い。
子育てに一番カネが掛かる時期ですので、父親の小遣いを制限するのは仕方ないです。

「こんな安い店で・・・」と思ってしまった私。
（店が悪いのではなく、食べたいものを選べないコースだったのが不満）
友人の分を支払ってでも自分の我を通そうかとも思ったのですが、友人にもプライドがあるでしょうから、それは避けました。
2時間で終わり、物足りない、喋り足りない私。
財布が寒くなり、帰りたい友人。

私が出すと言い出せず、ここで解散。
これで良い。言い聞かせます。