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経営の変革 ⑤

2023年12月30日 | 経営
結局、生き残るのは「職人の技術」より、「時代に合った対応」なのかと考えています。
国宝級の技術は別として、腕が良いと言われている職人でも経営難に陥っているケースも多いですし、アルバイトをして糊口を凌いでいる方もいます。
確かに建築様式の変化もあるし、不景気もあって容易な経営はできない時代になっていると思います。
が、需要がゼロで無ければ、上手にアピール(宣伝)をすれば、贅沢できるレベルまで売り上げを残せそうなのです。

ただ、一番難しいのは「今まで通りではダメ」と割り切る事。
自分が成功していた方法、方向を否定するのは勇気が要ります。
もう少し我慢していれば、時間が解決するのでは、、と、過去に成功している経営者ほど縋ってしまうかと思うのです。

実際は結果論でしか無いので、自分で納得できるかどうかです。

まぁ、考えてみれば「やっている事は同じ」なんです。
国内限定だったものを海外まで発信するとか、山で売っていたものを海で売るという程度の差なんです。
「海外じゃ売れねぇ」という決めつけとか「海で売った事が無い」と逃げ腰になるのではなく、しっかり情勢をみて「海外でチャレンジしよう」となっただけ。
もう一つは「言いなり」ではなく、自分で決めて動くかどうか。
下請けをやっていると、自分で決めるという事をしない、というか「言われたことを完璧にこなす」ほうが重要になるので、どうしても受け身になってしまうのです。

だから、下請けのままでもいいと「自分で決めた」なら、その根拠に基づいて行動するだけ。
結果に責任を持つ事こそ、経営者の仕事ですから。
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