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医療崩壊

2021年07月28日 | 経営以外の話
友人の奥様が医療従事者(看護師)でした。
「でした」です。
激務の末、体調を崩して職を離れました。

これ、コロナ前の話です。
勤務時間として計算すると、一般企業と大きな差は無いそうですが、夜勤や緊急残業などもあり、休める時間を計算できない状態だったそうです。

今、コロナ渦で病床が足りないという話が出ています。
ある識者は「重症患者の数が少ないのに、医療崩壊はおかしい」と、病院の体制を責めるような話をしています。
が、そもそも余裕が無かったのに、負担が大きくなったのです。
まして、感染症という「戦力を削がれるリスクが大きい」病です。
逼迫、崩壊は当たり前なんですよね。

良い機会ですから、医者を増やす施策をすべきなんでしょうね。
大学の数、学費などの見直しから含め、時間が掛かる施策です。
不要なものは削り、必要なところに力を注ぐ。

病院も民間経営です。
そうやって考えれば、断る権利だってあります。
(国保で成り立っているので、完全民間経営とは言い難いですが)

一生懸命尽くしてくださる医療従事者が多いのですから、足を引っ張るような意見、建言は止めてほしいです。

また「重症者が少ない」と、感染者増を無視するかのような発言もオカシイです。
分母の問題で、確率は減ったとはいえ、ゼロではありません。
感染者が増えれば、重傷者も増えます。当たり前です。
但し、過度に自粛する事で経済ダメージが大きいというのも理解できます。
だから「感染対策をした上で」と、活動を促せばいいだけです。
無視はオカシイです。

それから、重症化しないまでも、一定数の後遺症はあるらしいので、そこも無視できません。
コロナとは無関係かもしれませんが、日常生活に支障が無い程度の神経痛が鬱を引き起こし、自死に至る事があるそうです。
コロナの後遺症も、そういう懸念だってあります。
だから「感染者増は無視できない」のです。

ちょっと気になるのですが、ワクチンで重症化が防げるのは理解しましたが、後遺症はどうなんでしょうね?
若者のワクチン接種を促すなら、「うつさないため」よりも「後遺症に悩まないため」のほうが伝わるような気がします。

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