ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




内山愛鳥園。神奈川県鎌倉市御成町(おなりまち)11。2011(平成23)年11月29日

御成通りの鎌倉駅に近い辺りの路地を入ったところにあるペットショップ。民家を改装して店舗にしたものだろう。内山愛鳥園の奥に似たような民家が並んでいるが、そちらは内山愛鳥園の倍くらいの大きさがある。

60年も前の話だが、アーモンドグリコの点数カードを集めると熱帯魚がもらえるというキャンペーンがあって、その賞品をもらいにいった店ではないかと思う。ウィキペディアによると、アーモンドグリコは1955年に大阪で売り出され、1956年に全国発売に拡大、1957年、当たり券で本物の小鳥(オウムなど)がもらえる「幸福の小鳥探し」キャンペーンを開始。その後、切手やワッペン等のキャンペーンを開始した、とある。そうすると、熱帯魚をもらいにいったのは1957年―ぼくは中学1年生―の夏か秋だったようだ。その店名も正確な場所も覚えていないが、御成通りの方だったのは間違いなく、当時も内山愛鳥園が写真のままで営業していたのなら、この店だった確率が高い。
エンジェルフィッシュ2尾を小さなガラスの水槽に入れてくれて、水草も少し入れてくれた。ちゃんと飼うには水槽や器具が必要なのは知っていたが、そこまでの熱意はなかった。寒くなって死んでしまったが、案外長生きしたような覚えがある。当時ぼくの家は鵠沼海岸にあり、すでに江ノ電のバスは鎌倉駅―辻堂駅の路線が運行していたのでそれで往復した。


内山愛鳥園。御成町11。2011(平成23)年11月29日

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