ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




お茶の水女子大学講堂。文京区大塚2-1。1994(平成6)年11月12日

本館はほぼ北向きに正面を向けて、その中心に正面玄関がある。講堂は正面玄関の後ろに南側に突き出すように建てられている。本館と一体のものなので、1932(昭和7)年竣工、設計=文部省、施工=清水組であろう。RC造2階建て、本館と同様外壁はスクラッチタイル貼り、腰壁は万成石(まんなりいし)を貼っている。2階の窓が2連のアーチ窓で、本館が四角い窓を並べてもっぱら合理的な感じがするのに対して、やわらかい雰囲気を出している。
この講堂には「徽音堂(きいんどう)」という名称がついている。また、お茶の水大の学園祭は「徽音祭」という。国立大学とはいえ、女子大学に男が立ち入るのは躊躇してしまうが、徽音祭のときなら堂々と入っていける。



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