ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




ちもと。神奈川県足柄下郡箱根町湯本。2006(平成18)年5月20日

箱根湯本の国道1号線沿いに昔のままの建物がいくつか残っていて、昭和初期の温泉街を見る感じがして懐かしい気分になる。ぼくが昭和27年、小学校の遠足で来たときも、それ以前の祖父の強羅の別荘に行ったときも、それらの建物があったに違いなく、個々の建物を憶えているわけではないのに「まだ残っているのか!」となんとなくシミジミとしてしまう。
湯本橋のほうへ入る交差点付近には洋風看板建築が数軒残っている。写真の「ちもと」はその交差点の角にある。道なりに正面がカーブしている。HPを見ると、昭和25年創業の和菓子の製造販売の店である。この建物に販売所を置いたのはいつからだろう。昔の店舗は湯本橋と弥栄橋を渡った滝通りに製造所として残っている。
写真では建物の右側は「箱根登山鉄道総合案内所」だが、現在は「茶のちもと」という日本茶と和菓子の喫茶店になった。それにあわせてだと思うが、壁も塗りなおされている。



日産レンタカー箱根湯本店。ちもとから滝通りへの道路を隔てた並び。
箱根町湯本。2011(平成23)年8月8日

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