ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 





旧・弘盛庵。墨田区文花3-8
上:2009(平成21)年1月19日
左:2013(平成25)年5月5日

十間橋通りの文化3丁目バス停の辺りから、斜めに東へ別れる通りがある。その通りは向島警察署の横を通って明治通りを突っ切り、平井橋で旧中川を渡って総武線平井駅の辺りで蔵前橋通りに出る。一般的かどうか、どのあたりまでを言うのか知らないが「宮田通り」である。その十間橋通りとの鋭角の角から看板建築にした古い店舗が3棟残っている。現在も営業しているのは赤い日よけテントの武藤商店(タバコ店?)だけのようだ。
宮田通り側の角に玄関を持ってきた家は「弘盛庵」というそばやだった家。ショーウインドーが残っている。入り口周りにギリシャ神殿風の柱や洋風のレリーフがあって、日本そばの店として造られたのではなさそうだが、そこに「生そば」の暖簾がかかっていても特に違和感はないかもしれない。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 富士屋精肉店... 五軒長屋、四... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。