冬青(そよご)風

常緑樹の森の下に佇み、かたい葉が風にそよいで、ソヨソヨと音をたてる。
ソヨゴの語らいを聞いていただければ幸いです。

龍田大社から龍田神社へ その2

2009年06月18日 22時00分12秒 | マラソン(風をうけて)


 龍田大社へは三郷駅から少し急な坂道を5分ばかり登ったところにあります。 
 そこは広い台地になっていて,木々に囲まれた静かな森のなかにありました。
  
    

 鳥居の横の灯籠の台座は廻船問屋の寄進なのでしょうか,ちょっと楽しいです。
 社務所でこの常夜灯のことを尋ねると,龍田大社は風の神を祭っているので、
 この常夜灯は大坂・西宮漁樽廻船問屋が奉納し,新酒番船の無事の到着と
 好成績を祈願した神社だそうです。



 先日アップした龍田神社は鶏の手水場でしたので、本家本宮大社の手水場が
 気になっていたので寄ってみると、正統派の龍でした。こちらは水も豊富で
 きれいな手水場でした。



 
      


 龍田大社本殿です。玉砂利を踏みしめて本殿にお参りしました。
 奈良時代以前より続いている「風鎮(ふうちん)大祭」の立て看板が本殿前に
 ありました。
 今年は7月5日(日)に昼1時から夜9時過ぎまで盛りだくさんの行事がある、
 中でも夜の9時からはクライマックスとなる「風神花火」の奉納がります。
 捧げ筒花火なのでなかなか勇壮なお祭のようです。一度も見たことがないので、
 今年こそ見物しようと思っています。



 龍田大社からなだらかな道を下ると大和川にでます。
 近鉄生駒線の踏切を渡り、三郷町役場を通り大和川の堤防を走ります。
 対岸には河川敷には土道のランニングコースがあります。


    奈良街道ぞいの旧家の酒造所です。斑鳩の地酒「初時雨」の醸造元。

 王寺から交通量の多い25号線を走り、斑鳩・竜田にでます。
 竜田大橋からは25号線の脇道である奈良街道の旧道を走り、龍田神社に。



 先日伝えられなかった樹齢700年と言われている、大楠の全容です。



 境内にはご神木の樹齢700年ほどの大楠が目を引きますが、手水場の近くに
 生茂っている2本のソテツは、県の天然記念物に指定されている。
 このソテツは平安時代の初期に植えられ、樹齢1200年といわれているのが



 手水場に鶏が鎮座しているのは初めて見る光景だったので、今日は社務所で
 お聞きすると、昔から龍田神社では鶏を大切にお守りさせてもらっているとの
 お話でした。
 その理由は生駒市壱分にある「往馬神社 鶏追い神事」の故事に由来している。
 なかなか面白いお話ですね。手水場の鶏の理由もわかりスッキリしました。



 藤ノ木古墳に立ち寄りました。
 先日は曇りだったので、田圃には影が映っていなかったのですが、
 今日は晴れていたので、古墳の影がくっきりと浮かんでいます。

 本日は河内堅上~峠越えで三郷・王寺・斑鳩とマラニック。
 2時間半ほどかかりましたが、走った距離は16kmほどでした。  


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