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やっと奈良県に「完全復元伊能図 全国巡回フロア展」がやってきました。
雨の振りしきるなか、一番のりで開催されている奈良大学の体育館に
行ってきました。体育館いっぱいに広げられた大図214枚は圧巻でした。
北海道から九州までの大日本沿海興地全図の上に足跡を残してきました。
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第6次測量ルートでは江戸を文化5年(1808年)1月に出発し、奈良・
大和郡山から大阪、淡路島に渡り、四国沿岸をくまなく歩いている。
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大和郡山の地図には、郡山城、小泉城、矢田寺も絵図には書き込まれている。
うれしいことに、ちゃんと斑鳩三塔の姿もしるされていた。
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故郷高知では、浦戸湾をはさんで桂浜、種崎、仁井田村の地図もしっかり確認。
八幡浜細長い半島・佐田岬への海岸線は、精密な測量地図だったので興味深く
感心しながら拝見した。
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大図の他、中図(8枚)、小図(3枚)も体育館の隅に配置されていた。
日本列島の沿岸部を15年ほどに渡り、隅々まで測量して江戸時代にこれだけの
地図を作り上げた伊能忠敬の業績は驚嘆しますね。
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あの時代に本当に正確に、自分の足で作り上げた地図って凄いですね。
その後を辿って日本旅行をちゃんとなさった竜馬さん、楽しみながら伊能忠敬の業績に感激されたのが目に浮かびます。
壁際に十数枚のパネルで、当時の測量方法、器具や絵図で沿岸部を作図したのか分かりやすく解説していました。