鶴舞公園は名古屋市のお花見名所。折からの日曜とあって芋の子を洗うような状況でのお花見風情。
通路も肩と肩が触れ合うような混雑ぶり。
それでもみんな楽しそう。
花にそれだけの効能があるのか、それとも、人がたくさん集まったこと自体がもつ相乗効果か。
私の目当てはお花見ではなく、だからお花「横」見で混雑を通り抜けて、2年間、修復のため休業していた名古屋市公会堂の4月1日正式開業前の行事へ。
ちょっとしたプレ・フェスティバルか。
一階大ホールは吉本喜劇の興行。
私の参加は、地階にオープンする喫茶スペースの危険企画で、名フィルメンバーによる弦楽三重奏のミニコンサート。
演奏者は、ヴァイオリン:川上裕司
ヴィオラ:石橋直子
チェロ:加藤泰徳
曲目は、本来クラシックファンではない人も考慮して割合とっつきやすいものや、元々は弦楽三重奏曲ではないもののアレンジなども多かったが、後半のドホナーニ(ハンガリー名ではドホナーニ・エルネー、ドイツ語表記ではエルンスト・フォン・ドホナーニ)の「弦楽三重奏のための セレナーデ ハ長調 作品10」は、おそらく、彼らが最も演奏したかった曲だったと思われたし、事実、それを反映したかのような熱演だった。
すっかり満足して、会場を後にして、再びお花見客の雑踏の中へ。
夕刻が迫るなか、ゴミの集積所はご覧のようなありさま。これが、広い公園内の何箇所かの集積場で一斉に起こっている現象。なかには、ここへ持ってすらこない不逞な輩もいるようだ。
まことに、「おもしろうてやがて哀しき・・・・」といった風景である。
花とゴミの山、天上の音楽と地上の塵芥。
世界は多様なモノゴトの集積によって成り立っている。

通路も肩と肩が触れ合うような混雑ぶり。
それでもみんな楽しそう。
花にそれだけの効能があるのか、それとも、人がたくさん集まったこと自体がもつ相乗効果か。
私の目当てはお花見ではなく、だからお花「横」見で混雑を通り抜けて、2年間、修復のため休業していた名古屋市公会堂の4月1日正式開業前の行事へ。
ちょっとしたプレ・フェスティバルか。
一階大ホールは吉本喜劇の興行。
私の参加は、地階にオープンする喫茶スペースの危険企画で、名フィルメンバーによる弦楽三重奏のミニコンサート。
演奏者は、ヴァイオリン:川上裕司
ヴィオラ:石橋直子
チェロ:加藤泰徳
曲目は、本来クラシックファンではない人も考慮して割合とっつきやすいものや、元々は弦楽三重奏曲ではないもののアレンジなども多かったが、後半のドホナーニ(ハンガリー名ではドホナーニ・エルネー、ドイツ語表記ではエルンスト・フォン・ドホナーニ)の「弦楽三重奏のための セレナーデ ハ長調 作品10」は、おそらく、彼らが最も演奏したかった曲だったと思われたし、事実、それを反映したかのような熱演だった。
すっかり満足して、会場を後にして、再びお花見客の雑踏の中へ。
夕刻が迫るなか、ゴミの集積所はご覧のようなありさま。これが、広い公園内の何箇所かの集積場で一斉に起こっている現象。なかには、ここへ持ってすらこない不逞な輩もいるようだ。
まことに、「おもしろうてやがて哀しき・・・・」といった風景である。
花とゴミの山、天上の音楽と地上の塵芥。
世界は多様なモノゴトの集積によって成り立っている。