六文錢の部屋へようこそ!

心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

緑と決めつけないで下さい。

2008-04-17 15:43:55 | よしなしごと
 雨が降っています。
 少し憂鬱です。
 雨のせいにしてはいけませんね。

 
          柔らかな色合いに惹かれます。
 
 憂鬱なのは私の勝手で、こちらのコンディションが良い時には雨も充分楽しいのですが、あいにくそれが損なわれています。
 何か窮屈な感じがしてならないのです。何かが出来そうで出来ないという焦燥感というか無力感というか・・。

 
    これはモミジの新芽。ほら、花のつぼみもあるでしょう。

 少し視点を変えて、この雨を喜んでいる者たちを紹介しましょう。
 この地区では花はほぼ終わって、新芽が輝きはじめました。
 ピカピカの一年生というのはこの新芽にこそふさわしい姿かも知れません。
 新芽たちにとっては、雨は楽しいシャワーであるに違いありません。

     
          燃えるような赤い新芽です。

 どうして新緑といわないかというと、確かに緑も多いのですが、新芽というのは、結構、色とりどりで、長じて緑になるにもかかわらず、この時期は他の色であるものが多いからです。中には、当初、まっ赤でそれが緑になるもの、あるいは黄色で緑になるものなどいろいろです。

     
      やはり赤い新芽と教会。これは始めから赤いモミジ。

 動物たちの子供が可愛いように、植物の新芽もそれぞれ可愛いらしいものです。
 加えてそうした若さには将来を担う力が秘められています。
 潜勢態というのでしょうか、それらには多様な可能性がぎゅっと詰まっています。
 それらは、その環境などとの兼ね合いのなかで、さまざまな変容を遂げ、未来という時間を構成するでしょう。

 
             オフィス街の新緑

 さあ、植物たちのピカピカの一年生を紹介し、併せて、そのエネルギーを分けて貰うことにしたいと思います。
 額に皺寄せ憂鬱がっている閉塞感から、おのれを解き放つために・・。


 
         これはおまけ。桜ん坊の赤ちゃん。

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1 コメント

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Unknown (maotouying)
2008-04-20 01:38:21
下からの続きです。
私は以前北京で日本人のラマ僧に会ったことがあります。彼はダライラマとも直接会える位置にいるそうで、つまり、日本人という身分を利用して、チベットとダラムサラと日本を行ったりきたりしている“密偵”だったのです。その潤沢な資金はどこから出ているのか?
今回の欧米諸国の中国バッシングの裏には、またぞろCIAの姿がかいま見えてなりません。(もちろん中国のチベット政策を支持しているわけではありません)なんだか、清朝末期の西欧列強のよってたかっての利権争いに、つまるところは似ているようないないような?
あすからネットが繋がらないところに行きますので、これで書き逃げゴメンです。
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