六文錢の部屋へようこそ!

心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

お見舞いとお祭りのはざまで・・・・

2014-09-21 18:05:01 | 写真とおしゃべり
 20日、少しの時間だったが今池祭りに立ち寄ることができた。
 「できた」というのは、昨年の今ごろ、41.5度の高熱を出して入院中で、顔を出すことができなかったからだ。
 それが今年はこうして来られたばかりか、逆に親しい人が入院しているのを見舞いに来た帰りなのだから、歳月の経過というものは皮肉なものだ。

          

 わたくしを囲む家族にみるデジャ・ヴ かつては囲む側にいたのに

 これは昨年の入院時に私が作った歌である。というのは、この入院は私にとって初めての経験だったからだ。そして、私が見舞いに行った人も私より先輩でありながら、初めての入院経験だという。

 私の作った歌は、逆転して、この先輩についての歌にもなってしまったのだ。幸いにも、私にはささやかだが、この先輩のために手伝えることがある。それを引き受けて実施しながら、その回復を待ちたい。

          

 今池の祭りの喧騒、大音響のロック、威勢のいい神輿は、そうした私の状況には少しそぐわない点があったが、それはそれとして、敗戦後、闇市から出発したこの街の雑然さを象徴しているようで、この街で30年近く過ごした私としてはとても懐かしいものがあった。そして、このコンセプトを維持し続けてきた後輩の諸氏に、敬意を表したいと思った。

 懐かしい顔ぶれに出会うこともできた。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 信州伊那谷「赤そばの里」と... | トップ | カント先生からボレロ、大根... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。