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【なんでだろ】アマガエル君の独り言

2010-08-11 00:37:21 | よしなしごと
 僕、雨蛙の子供です。
 まだオタマジャクシから孵ったばかりで、体長は一センチ足らずです。
 このうちのおじさんが水を撒き始めて、それが気持ちよかったのでひょこひょこ出てきたところを写真に撮られてしまいました。

     

 やがて成人(は変ですね成蛙?)になると三センチほどになります。
 こんなに小さくても、数年間は生きるのですよ。

 人間は百近くまで生きるのだそうですね。
 で、しかも、百以上になると忽然とどこかへ消えてしまう習性があるとのことです。不思議ですね。

     

 はじめは東京で問題になったようですが、10日の夕刊によると、神戸という都市だけで、一〇〇人以上が行方不明なのだそうです。
 全国で集計したらどうなるんでしょうね。
 しかも、消えるのは別に百歳以上ばかりではないようですから、仮に八十歳以上で調べたらもっともっと増えそうですね。

     

 最後の写真は、子供用の小さなプールですが、うち捨てられているお人形が、世の中からはじき出されて水死したお年寄りのように見えました。

 ところで、水を撒いてくれるこのおじさんも、そろそろ世の中から疎んじられる年頃です。数年して私が大人の蛙になったときにも、この人ちゃんと水を撒いているでしょうか?
 それともやはり・・・。

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2 コメント

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Unknown (南部)
2010-08-11 15:14:18
本文と関係ないのですが、文庫になった城山三郎の「そうか、もう君はいないのか」を読みました。つれあいとの偶然の出会いから彼女が亡くなるまでの淡い回想。江藤淳の「妻と私」は少し湿っぽかったですが、妻を亡くした男の人たちの「しおれかた」は痛々しくもあり、かわいらしくもあります。とりみだしたら文学にはならないのでしょうけれども、実人生的にも気になることです。
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Unknown (六文錢)
2010-08-13 23:19:37
>南部さん
 なかなか守備範囲が広いですね。
 お若いのですから、まだまだ「しおれかた」とは無縁でしょう。
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