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心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

昨日から続く歩みの万歩計

2010-01-30 15:58:23 | よしなしごと
 私の親しいひとには高齢者が多い。
 理由は単純で私自身が高齢者だからだ。
 集まると健康の話や孫の話になる場合が多い。
 
 幸い、私の親しいひとには孫自慢をするひとは少ないのだが、健康の話は避けがたいようだ。
 あそこがいたい、医者にこう宣言されたなどは目の前の現実の話だし、若い人と違って老い先短いとなれば、それ自身がいつ「おさらば」をするかに絡む話なのだから、まあ、やむを得ないのだろう。

     
            八つ手の赤ちゃんは五本指

 つい先日は万歩計の話が出た。
 私は万歩計というのを身に付けたことがない。
 「たかが歩くのを何で測らにゃいかんのだ。人間目的へ向かって歩くんで、歩くために歩くなんてまっぴらだ」と思っていたからだ。

 だから万歩計については全く無知である。ようするに、「歩いた歩数がでるのだろう」ぐらいしか知らなかったのだ、
 それがそこで出た話によれば、最近のそれはいろいろな機能を備えていて、自分の歩幅を登録しておけば歩いた距離なども換算できるらしい。

 
         ワカサギの南蛮漬けと白菜漬け(by六)

 そればかりではない。うちへ帰って調べてみたら、ごく普通のものでこんなにも機能が付いているようなのである。

・ 歩数測定  
? 距離測定
? 時刻表示
? 消費カロリー表示
? 脂肪燃焼量表示
? フリー装着(ポケットやカバンに入れたまま測定可能)
? データ保持機能(例:14日間保存)
? ラジオ付き
? コンパス付き(山歩きに便利)
? パソコンデータ管理
? 痴漢防止アラーム付き
? 音声ガイダンス付き
? キャラ育成機能

 この最後のものは「たまごっち」のようなゲーム機能だろうか?
 改めて感心した次第なのだ。

 健康といえば私も反省すべき心当たりがないわけではない。
 最近、左膝を鋭角に曲げると、つまり正座やあぐらをかこうとすると痛みが走る。腰にも痛みがある。
 医師に言わせると、それはヒアグロンサンの減少が云々かんかんと素人でも知ってる答が返って来るのみだ。TV等でけたたましいサプリメントは?と訊くと、「それが効くのならとっくに薬品になっています」との話。
 それはその通りだろうと思う。

     
              夜のエスカレーター

 私の反省に戻るが、最近、「万歩計など・・・」といっていた私の立ち居振る舞いがあまりよくないのだ。
 つい半年前までは、駅だろうがどこだろうが、エスカレーターやエレベーターは無視してわが足で昇降していた。それが昨今は膝への負担などといういじましいことを考え始め、つい人工の昇降設備に頼ってしまうのだ。

 自転車もそうである。雨降り以外は10キロ前後までは平気で出かけたのだが、昨秋以来、寒さにかまけて近くでも車の方のハンドルを握ってしまう。名古屋の連中は煙草を買いに行くためにまで車に乗ると馬鹿にしていたのだが、いまや徒歩10分の郵便局へ車で出かける私がいる。

 そのせいか、今冬は2キロの体重増である。といっても標準体重には後1、2キロはマイナスなのだが。

 なんやかんやで万歩計との距離が多少近くなった気がしないでもない。
 やはり、iPod 付きかなぁ。


  
 



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