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心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

【なぞなぞ】これを言ったのは誰でしょう?

2013-05-31 11:05:52 | インポート
 あるところでこんな記録を見つけました。
 さて、これを言った人はだれでしょう?


         

 「近代の生んだ毒......。それはすなわち『国民国家』であり、『自民族中心主義』という意味に規定される『ナショナリズム』でした。この2つは、地図に黒々と、太い国境を引く思想でした。また時として、その国境を 外へ外へ、無理やりにでも広げていくのをよしとする考えでした。(中略) 他人(ひと)のことは言いますまい。日本人は一度、国民国家とナショナリズムという、強い酒をしたたかにあおった経験があります。皆さんこれからのアジア は、国民国家の枠、ナショナリズムの罠に絡め取られるようではいけません」


【回答】
 2006年5月26日、アジア各国の政府首脳や経済界リーダーを招いた国際交流会議「アジアの未来」に於いての現副総理兼財務大臣・A太郎さんの言葉です。
 評論は特にありません。

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2 コメント

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Unknown (漂着者)
2013-06-01 23:33:04
 引用された言葉、実に格調高く、しかも論旨明快ですね。
 49カ国が署名したサ条約で東京裁判の受諾を明らかにし、国際社会に復帰した日本。その現政府ナンバー2でありながら、同じ裁判でA級戦犯とされた人を合祀する靖国を公式参拝し物議をかもすA太郎さん。しかも今度は「祖国のために尊い命を投げ出した人たちに対し、政府が最高の栄誉をもって敬することを禁じている国はない」と答弁している。
 同じ口から出た言葉と思うと支離滅裂で理解不能。違うライターが書いた正反対の原稿を、時を隔て素直に読んでるだけでしょうか。
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Unknown (六文錢)
2013-06-02 01:51:25
>漂着者さん
 おっしゃるようにこれだけ読むとまさにAさんを支援したくなりますよね。
 ようするに、政治家たるもの何枚もの舌を使い分けなければその世界を泳いで行けないということでしょうか。
 複数のライターというご指摘、面白いですね。
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