六文錢の部屋へようこそ!

心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

名残りの紅葉を近くの鎮守様に訪ねる

2018-12-13 00:02:23 | 写真とおしゃべり
 先週末から急に冷え込んできた。
 暑いのは40度ぐらいあっても平気だが、寒いのは苦手だ。前にも書いたが、私を拷問するのは簡単だ。0度ぐらいの寒い部屋に入れられたら、ものの5分ぐらいであることないことみんな喋ってしまう。

 この間の冷え込みが、紅葉の最後を後押ししたようだ。
 例によって、手紙を出しに行ったついでに、近くの鎮守様へと寄り道した。紅葉はもう完全に終わっていると思ったが、そうでもなかった。
 以下は名残りの紅葉、そしてプラスアルファである。


 欅はすっかり葉が落ちて、梢付近にのみ紅葉が残っている。


 ドウダンツツジはあくまでも赤く、あまり赤いので写真に撮りにくい。

<
 境内のイチョウは半分以上が散っていた。


 その散った結果の地上の絨毯。




 とはいえ、枝に残った葉はまだまだ美しい。


 モミジも盛りは過ぎたものの、樹によってはまだ美しい枝を残している。





 以下は神社の参道付近で見つけたもの。


 アジサイはうまく立ち枯れ、紅葉していた。


 一つだけ、ぽつんと残ったカラスウリ。


 これはエビヅルの実か。宝石のように美しい玉が群れている。

 何度も書いているが、私の住んでいるところは、かつての田園地帯が急速に市街化され、無機的な風景が増えている。
 しかし、こまめに探せば、こんな風景がまだまだ残っている。

 私の生命も、あと数年以内だろう。
 その間は、これらを楽しめるかもしれない。






コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 12月8日 冬の海風をうけて遠... | トップ | きらめく冬野菜 そして「大... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
紅葉 (漂着者)
2018-12-14 16:39:42

美しい紅葉+アルファですね。私が月に何度か運動を兼ねてのぼる地元の宮路山は、紅葉のときを経ることなく枯れ葉もみじでした。登山口に「もみじ祭り」の看板も立っています。枯れ葉のもみじ祭りです。
三河湾を見下ろす頂上に立つと、見知らぬ同好の先輩が教えてくれました。ことしは塩害だそうです。三河湾の塩分を含んだ強い風を浴び、紅葉もなく枯れ葉もみじに。ニュースの出来事が三河でも。ことしは塩害という新しい見聞に出合いました。
返信する
防風林の機能 (六文銭)
2018-12-14 17:08:24
 なるほど。海なし県では考えられない話ですね。
 上記の前のブログで書いたのですが、最近遠州灘に沿って少し歩いたり乗り物で移動したりしたのですが、都市化されたり、観光化されたところ以外は海沿いに幅にして100メートルから数十メートルの防風林が帯状に残っていました。
 ああ、これが先人の知恵なのだなぁと感心してみてきたのですが、近来の塩害は異常気象などのせいもあろうかとも思いますが、海浜地帯のむき出しの開発にもあるのかも知れません。日本列島の太平洋沿いでは、かつての自然海岸は全長の10%もないくらいだそうです。
 塩害をもたらす強烈な台風も、遠因は地球温暖化にあるとしたら、いずれにしても自然に対する人間の過剰な干渉によるものといえそうですね。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。