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心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

秋日、植物たちと戯れたのだが・・・・

2014-10-10 17:17:52 | ひとを弔う
 8日、県立図書館へ。
 用件が済むと、ここの敷地内や、隣の県立美術館の庭を散歩するのが好きだ。
 いつも挨拶を交わすようなナンキンハゼの樹もある。
 もう十数年来の付き合いだ。

          
          

 今年も時期が来たようで、実がはじけて白い坊やたちが顔を見せているものもある。そうかと思うとまだ青い果皮を付けたままのものもある。
 なんとなく今年は実の付きがあまり良くないようだ。
 この樹が最盛期の頃は、実がはじけると、遠目にも白い点々が樹全体を覆い、まるで真珠がなっているかと思うほどだった。

          

 アメリカハナミズキの実も真紅に燃えている。
 ニホンハナミズキ(山法師)とはまったく実の形状が異る。
 この写真は双方ともアメリカハナミズキのものである。

          

 フト足元に目をやると、樹皮が美しい樹があった。
 ここは何度となく通った箇所だが、これに気づくのは初めてだ。

              

 いずれも小さな自然だが、なんとなくゆとりを持たせてくれる相手ではある。
 しばし、散策を楽しんだ。

 この時点では、親しくさせていただいた方の訃報がやがて入ることなど、まったく思ってもいなかった。

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