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心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

どこで拾ったのでしょう? この風邪・・・

2012-01-13 14:43:29 | よしなしごと
 貧乏性ですから落ちているものは何でも拾ってしまいます。
 ついに風邪を拾ってしまいました。
 昨夜から喉に痛みを覚え、これはと思い、予めクリニックでもらってあった風邪薬を服用しました。
 これでけさは快適に目覚めるはずだったのです。
 
 しかしそうはならず、頭痛や微熱すら伴っています。
 とりあえず、14日、15日の予定はキャンセルしました。

 どこで拾ったのでしょうか。
 昨日の行動のおさらいです。
 新装なった岐阜県立美術館へ行きました。

       
 
 <企画展・1>「岐阜135」を観ました。
 美濃と飛騨が合併して岐阜県が生まれて135年になるのを記念し、その歴史と並行しながら岐阜ゆかりの美術家の作品を見せるという面白い企画でした。

 山本芳翠の「浦島」は何度も観ていますがやはり圧巻です。
 川合玉堂や前田青邨も私の好きな画家です。
 それに熊谷守一。
 加藤東一・栄三兄弟の岐阜を描いた作品の数々も。
 それらを堪能しました。
 なかには、私が知らない作家のはっとするような作品もありました。

       

 <企画・2>「三幕の物語・1」も観ました。
 これは岐阜県大垣市に本社がある西濃運輸の創業者・田口氏一族のコレクションと、建築家、安藤忠雄のコレクションを展示したものでした。
 田口氏といえば郷土の富豪ですから、伝統的な作品が集めれれているのかとおもいきや、一部を除いてはほとんど新しい作品でした。
 どの作品がどちらの提供かは詳しく覚えていませんが、荒川修作のものがとても多く(ン十点)、単発の作品は観たことがあっても、その個展を観たことがない私には思わぬ出会いでした。
 こうして何点もが一堂に並べられると、彼の意志のようなものが伝わってくるかのようです。

       

 この頃にもう気配はあったのです。
 とても気だるい感じがありました。
 しかし、二つも展示を観たのだから疲れたのだろうと思っていました。

 帰りに、スーパーへ寄りました。
 屋上の駐車場から見る暮なぞむ岐阜の街は先ほど観てきた作品に劣らず綺麗でした。
 夕日をよぎるようにして薄れ行く飛行機雲も素敵でした。
 そんなものを写真に収めているうちにブルブルっと身震いが襲いました。

 さて、私はどこで風邪を拾ったのでしょう。
 もっとも疑わしい犯人はわが娘です。
 昨日から風邪で仕事を休んでいるのですから・・・。

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