なんだか気が滅入って文章も書けない。
書くことがないわけではないが、書いた途端にそれが虚しくなり、あとで読み返すと自己嫌悪に陥る予感がする。
まあ、こんな時は花の写真でも載せてごまかすことにしよう。
逃避の材料に利用された花には申し訳けないが、私としてはあなたたちに甘えているつもりなので、恋の道行きの相手にでもなったつもりで許して欲しい。
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これでも読んで元気になってください。
情報操作に踊らされないように。
これって議会を通じての情報操作以外の何ものでもなく、こんなものです、この国は！
ご心配をお掛けし申し訳ありません。
添付していただいた文章を拝読し、とても元気が出ました。
ところで、その「提訴状」を提出していらっしゃる方々がどういう人物かはもちろんご存知でしょうね。
私も確認してみましたので以下に記します。
筆頭の丹羽太貫というひと、「東大名誉教授」の肩書きがいかめしいですね。
ところでこのひと、原発事故後八ヶ月現在で、「もはや放射能は漏れていない」と言い切って、その放射能漏れに懸命に対応していた東電をすら慌てさせ、学会の笑いものになったひとです。
ちなみに、現在も放射能が漏れ続けている事実は原発の賛否にかかわらずなんびとも認めている事実です。
中村典、石榑信人というひとは不詳ですので、次の遠藤章というひと。
このひと、アメリカの「発明家の殿堂」入りをした高名な生理学者・遠藤章氏と同姓同名なので紛らわしいのですが、まったく別人で、日本原子力研究開発機構のメンバーですから名前を連ねるのは当たり前なのです。
米倉義晴という人も原子力安全委員会のメンバーで、その名称から誤解されやすいのですが、この安全委員会は推進の機構であることは事故後明らかになりました。
甲斐倫明という人はまったくのトンデモ学者です。
「放射能が直接の原因で先天的な障がいをもった子供が生まれるといったことはいまのところないんです。 それは放射線も影響はあるかもしれないが、それ以前に生活習慣や飲酒・喫煙の問題の方が 強く作用するということなんでしょう」。
これは、もちろん、チェルノブイリ以後の発言です。
本間俊充という人は日本原子力研究開発機構で、やはり推進側の人ですが、原子力安全委員会や文科省が決めた子供の安全基準にも異議を唱えています。
いわく、「日本では医療被曝の多さが問題になっています。それに比べれば10ミリや20ミリくらい平気でしょ」。
まあ、ざっとこんなところです。
ご記憶かもしれませんが、NHKが当該番組を放映した直後、120名にわたる人たちがそれに異議を申し立てる声明を発表しました。それによって私たちは御用学者の一覧表を手に入れたのですが、その声明の半分は、東芝、日立、三菱などの製造メーカー、それに各電力会社の面々によって占められていました。
今回、訴訟状に名を連ねたのはそうしたあからさまな利害関係を隠蔽するため、比較的個性の薄い当り障りのない人を選んだようですが、それでも上に見たように明らかな「偏向」（人命軽視という偏向ですから看過できません）をもったメンバーです。
これまでも、NHK の偏向を言い立てる場面をけっこう見てきました。その内の幾つかは、それを言い立てるひとの「偏向」を逆照射するものでした。今回がそうであるように。
世の中にはこれほど分かりやすい愚劣さがあることを知り、まだまだ頑張らねばととても元気が出ました。
いいものをお見せいただいて感謝いたします。
九条護。さんがせっかく良い資料を出していただいたので、「情報操作」がどうした「偏向」によって行われようとしているのかを上に記しました。
ご笑覧を。
やましい金銭を受け取ったことはない、と呟いていますが、大学教員ではありませんからから表に出ないというだけのことです。
この研究所の先日までの理事長は“セシウム飲んでも大丈夫”で有名になった長瀧重信氏。
かつては、産学協同反対！なんて、デモしてましたが、今はそんな時代ではないですよ。
今は、企業と大学が共同して研究を進める時代です。企業から研究費を受けることを積極的に進める時代です。
「東電から研究費を貰っているからダメだ」なんて言うのは、やめましょう。
いつまでも、昔の偏見に縛られないように。
一般論に解消しないでください。
問題は産学協同などという一般的なレベルではないのです。
チェルノブイリ以後、残留放射能が幼児や妊婦などに被害をもたらしていることは国際的に確認された事実で、それを含めたNHKの報道に放射能など人体に影響がないという呆れた連中が騒いでいるという具体的な事実が問題なのです。
そして彼らは研究費をもらっているかどうかではなく（研究費をもらっているひとが全て訴訟に関わっているわけではありません。まともな学者はとてもこんな訴訟には加われないのです）そうした企業の利害主張の隠れ蓑として機能しているもっとも悪質なイデオローグだと言っているのです。
どうも一貫して 九条護。さんは大昔のいわゆる「左翼」のイメージが頭にこびりついていて、そんなこととは関係のない一般市民の正当な要求や不安まで「左翼の陰謀」として見ているようですね。
その意味では、皮肉にも、いまなお往年の左翼思想にしがみついている人と 九条護。さんの思考はぴったり一致しているのです。
既成の固定観念や硬直した一般論を離れて、現実に起こっている事態をそれ自身としてご覧になることをおすすめします。
なお、現実とは、3・11以降、今尚東北で進行しつつある事態です。
九条護。さんは一環してそれへの言及はなされませんね。今なお住居や職を奪われ、この先何十年も故郷喪失の状態に置かれた人たちは「自己責任」ですか。だから、そんなものは放置して再稼働ですか。
原発なしで、資源を持たない日本が、
どのように外交戦略を立てればいいか、
教えてください。
既に、足元を見られて、天然ガスの価格、
ＷＴＩ先物など、上昇してますよね。