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心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

古時計と六の時事川柳 07.1.28

2007-01-28 14:42:23 | 川柳日記
 古い時計たちが手許にある
 いずれも安物ばかりだが
 捨てきれない時計たち

 時計が文字通り時を計るとしたら
 私が時を計ったのではなく
 時計たちが私の時を計ってきたに違いない
 
 私の過ぎ去ったあの時たち 
 古時計はそれを分有している

 だからきっと捨てられないのだろう





<今週の川柳もどき> 07.1.28

 耐震の偽装安倍川餅一家
  (アパの元谷外志雄は安晋会の副会長)
 
 になり対米批判する余勢
  (久間防衛相。政府はもみ消しに必死)

 産む機械産ませる機械雌と雄
  (柳沢厚生相少子化問題での発言)

 詰め腹を切らせ与党に向き直る 
  (民主党。角田副議長を片づけ、さて)

 タレントを超えた手腕の見せ所
 陰湿な虐めの影もちらほらり
  (宮崎県東国原知事)

 菓子だとて甘くは出来ぬ安全値
  (不二家など)
 
 保険屋の約定に似た謝罪文
  (読むなという字の小ささ
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