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心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

吉野家にみる商品論 付:今季初たけのこ

2022-04-19 00:36:26 | フォトエッセイ
            

吉野家の常務、マーケッティング戦略の講座で、「生娘をシャブ漬けにするように」と語ったとして、人権やジェンダーの問題として波紋を広げている。
 その例示、ほんとうに彼は八九三あがりではと思われるぐらい強烈だが、一方、ほとんどすべての商品販売者がそのように望んでいることは間違いない。何度も何度も繰り返される広告がそれを表している。
 そして、かくいう私も、シャブ漬けのように買い続けている商品があるに違いないのだ。それが「商品」という世界なのだろう。
 マルクスが、資本主義を語るとき、その端緒に「商品」を据えたことをあらためて考えている。
 
      
 
農協の朝市で朝採れのタケノコをスーパーなどの半額以下(二本で400円)でゲット。
 早速、米ぬかと鷹の爪を入れて湯がき、そのまま自然冷却。冷めてから皮を剥き掃除。皮の下の柔らかい部分、姫皮が好きなのでそれを丁寧に採取。
 写真は、それを交えた夕食。上は右から菜花とシメジの炊合せ、タケノコ姫皮のおひたし、下はタケノコの煮付けとチクワの刻みオオバ和え。
 一番の出来は姫皮。満足満足。
 合わせた酒は、久々の白ワイン。ただし、安価なチリ産のテーブルワン。

 

 
 
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