配信 (抄録) によると、小池都知事がコロナ患者のうち「重症者」を過少申告した疑いが浮上している。 1日当たりの感染者が過去最多の534人だった19日、小池知事は会見で 「5つの小(こ)」 と記されたフリップを掲げ、小人数、小声などと会食時の注意点を紹介。飲食店に営業時間短縮を要請する要件について問われた小池知事は「一番重要な重症者数は増えていない」と回答。重症者が少ないから踏み込んだ対策は不要と言わんばかりだった。
確かに都が広報している18日時点の重症者は「39人」、しかし 国の基準でカウントすると、都内の重症者数は5倍の196人となる。 厚労省は ①人工呼吸器装着 ②人工心肺装置(ECMO)の使用 ③集中治療室(ICU)などに入室― のいずれかに当てはまる患者を「重症者」としてカウントし、報告するよう各自治体に求めている。都にも4月下旬、通知している。 ところが、都は③を除外し、①と②だけを重症者としてカウントし (知事発表) している。都は「週1回のモニタリング会議を経て、国には①~③全てに当てはまる患者を重症者として報告している。ただ、都としては『ICU入室=重症者』とは捉えていない。そのような考えに基づき、知事は発言している」(感染症対策部) 確かにHPに公表された会議資料をよく読むと、小さく「196人」という記載があった。
ということです。これではまるで詐欺同然。国の基準数値は見えないほど小さくして、都合のいい数字を使って大きく広報する。東京の重症者は少ないので、大したことはないと思ってしまうのは当然です。ところが実際は5倍もいるのです。私も基準は統一されたものと理解していましたが、統一基準以外の数字を知事がわざわざ大々的に発表しているとは知りませんでした。あきれてものも言えません。
小池知事は感染者1日 1000人にも耐える医療体制づくりを目指す、と言っています。しかしそうなった時には重症者があふれることになりかねません。死ななければ良いというものではないので、重症が増えることは大変なことです。医療体制ももちろんだが、感染者が増えないようにする施策が大切です。小池知事は数字をゴマカしているようでは、適切な施策が取れないのも当然です。やはり小池はニセモノですね。
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