魔人の鉞

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アメリカの混乱はウクライナに不利

2023-10-04 13:08:35 | ウクライナ
報道によると、2023年10月3日にアメリカ議会下院のマッカーシー議長が就任から9カ月足らずで解任されました。下院議長の解任はアメリカ史上初めてです。
 先月30日に成立した「つなぎ予算」を巡ってマッカーシー下院議長が大幅な歳出削減などを受け入れなかったとして、共和党の強硬派が解任動議を提出しました。


アメリカはいよいよ混乱ですね。やはり落ち目の大国です。そしてこのつなぎ予算というのは、ウクライナ支援予算を除外することで何とか歳出削減した形にしたもので、強硬派はそれでも不満というわけです。

バイデン大統領はウクライナ支援をどこまで、どのくらい継続できるのか、不安要素が増えました。
先にはポーランドが食料輸出問題の不満からウクライナへの武器支援を見直すと言い出したことがあり、9月30日にはスロバキア総選挙で、ウクライナ支援に反対する左派のスメル(道標)が第1党になったそうです。過半数ではないので組閣の行方は不透明ですが。

ゼレンスキーの言い方、やり方がもはや説得力を失いつつあるようで、当然であり、潮目は変わったのです。
国民が何人死のうと領土を取り返すまで戦う、もっと武器をくれ、などと言っていないで、早く休戦すべきです。
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ウクライナ・クレバ外相の妄言

2023-09-02 15:10:23 | ウクライナ
どうもウクライナの幹部たちは横柄な物言いが得意のようです。

毎日新聞2023年9月2日朝刊によると、ウクライナ軍は6月上旬に反転攻勢を開始したが、主要な防衛線を突破できていないことに西側諸国の政府高官が戦略の失敗を指摘したり、期待外れだと述べたりしていることに対し、『クライナのクレバ外相は8月31日、スペイン中部トレドで、記者団を前に「毎日命の犠牲を払って前進し、土地を1キロずつ解放しているウクライナ兵の顔に唾を吐きかけるのと同じだ」と反論。「批判する人は全員口を閉じ、ウクライナに来て1平方センチを自分で解放してみることを勧める」といら立ちを見せた。』

とのことです。不満や批判を口にすると、お前が来て自分でやれ!  などと罵倒されるわけです。恐ろしい話です。
ゼレンスキー大統領も、武器をくれ、武器をくれ、それがあんたらの義務だ、などと脅迫まがいのことを言う。

領土を解放する、領土、領土というけれど、国民の命より領土が大切なのでしょうか。何万人もの死者を出して解放する領土とは何でしょうか? 彼もプーチンと同じ思考法に漬かっているのではないですか?




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今度はクラスター爆弾供与、ドロ沼に

2023-07-11 16:43:34 | ウクライナ
2023年7月10日、とうとうアメリカはウクライナにクラスター爆弾まで供与するという。ウクライナ側の弾薬不足を補うためだというが、寝言みたいな屁理屈ですね。または在庫整理ですか?

日本も参加し多くの国が批准している禁止条約があるのに、アメリカやロシアは批准していないから、構わないという事だそうだ。しかしデタラメな話ではないか。
そして日本の官房長官は、遺憾の意さえなく容認するという。腰抜けだな。

アメリカは、長射程ミサイル、戦車、戦闘機ときて今度はクラスター爆弾だ。
勝つためには、ということで歯止めが何もない感じがする。一歩一歩、全面戦争に着々と近づいている。
この調子では、いよいよとなったら核爆弾だって供与するのか? 

アメリカの戦略的大失敗ではないか。トランプ氏は一瞬で解決できるとホラを吹いたが、トランプ氏に任せたくなるようなバイデンの千鳥足だ。次の選挙ではトランプが勝つかもしれない。
恐ろしいことだ。
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ゼレンスキー氏来日に思うこと

2023-05-21 18:51:59 | ウクライナ
ゼレンスキー大統領がG7のために2023年5月20日、急遽来日しました。すばらしいパフォーマンスですね。さすがテレビ番組司会者です。

しかしウクライナについては、どうも本当のことが分からないのです。20日にバフムト陥落という情報があり、ゼレンスキー氏はそれを否定しましたが、本当のことが分かりません。

ウクライナでは自由な取材ができているはずなのに、ロシアの非道以外にはほとんど何もわかりません。
きっとウクライナも情報統制をしているでしょう。不利な情報は規制しているはず。ゼレンスキーに踊らされているのではありませんか?  そんな危惧を感じます。

ゼレンスキーは第三次世界大戦になったとしても、自国さえ守れれば他は知ったことではない、という感じがする。そういうと言いすぎですか?  「領土を守る」ために人命はいくらでも犠牲にしてもいい、というのは間違いです。

彼をヒーローや救世主のように扱うのは問題です。
アメリカ・欧州はミサイルや主力戦車、今後は戦闘機まで供与する方針になりました。なし崩しの「戦力の逐次投入」で、戦闘を長引かせ、ろくなことにならないのは戦史の教えるところです。

ゼレンスキーは終始一貫、粘り強く兵器を要求し、ロシアを完全に追い出すための戦いを継続すると宣言しています。「正義の戦い」というのですが、それほど危険なことはありません。ゼレンスキーに政治戦略上のミスはなかったのでしょうか? 

日本はウクライナのために第三次世界大戦に参戦すべきではありません。そんなことには断固反対します。
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要塞のような製鉄所でも、市民の脱出を交渉すべき

2022-04-20 08:46:27 | ウクライナ

テレ朝news 2022年配信【独自】『ソ連時代の巨大“地下要塞”に市民1000人超避難 マリウポリ“最後の砦”とは』 によると、ウクライナのアゾフ大隊が立てこもるアゾフスタリ製鉄所はもともと要塞のつくりになっているようです。

『マリウポリ市長顧問が、SNSで公開したイラストをもとに作った、地下のイメージ図です。 軍事機密も多く、明らかにされていない部分も多くありますが、地下深くまであり、36の大きな防空壕(ごう)があるとされています。

この製鉄所の社長は、その重厚な守りをアピールしています。  アゾフスタリ製鉄所・ツキティシュビリ社長:「防空壕の上部には4.5から5メートルのコンクリートのパネルがあります。場所によっては厚さが7メートルにもなります」  冷蔵庫や医療施設もあり、バーやカフェもあるようです。園芸場らしきものもあり、植物を栽培し、簡単な自給自足ができるという情報もあります。  

なぜこれほどの設備を、製鉄所に備えたのでしょうか。  ウクライナ・アゾフ大隊、ジョリン・マキシム司令官:「元々は第1次世界大戦の時に建てられたものです。避難所と防衛のためにも使われています」』

そういう要塞ですから、市民が1000人も逃げ込んだのでしょう。しかし本気で総攻撃するなら、市民の犠牲は避けられません。市民を防壁にする 「人間の盾」 作戦です。ゼレンスキー氏が、ロシアが人間の盾戦術を取っていると言っていましたが、それはロシアではなくウクライナです。

降伏勧告に応じるか、せめて市民を脱出させる交渉をすべきです。ゼレンスキーはそれをしないで、補給も応援もできないのに一歩も引かない、ロシアに何もやらない、と言って威張っている。兵器をよこせ、ロシア原油を買うなと命令する。このままでは更なる惨事になりかねない。彼の演説はもう見たくもない。

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