先月30日に成立した「つなぎ予算」を巡ってマッカーシー下院議長が大幅な歳出削減などを受け入れなかったとして、共和党の強硬派が解任動議を提出しました。
アメリカはいよいよ混乱ですね。やはり落ち目の大国です。そしてこのつなぎ予算というのは、ウクライナ支援予算を除外することで何とか歳出削減した形にしたもので、強硬派はそれでも不満というわけです。
バイデン大統領はウクライナ支援をどこまで、どのくらい継続できるのか、不安要素が増えました。
先にはポーランドが食料輸出問題の不満からウクライナへの武器支援を見直すと言い出したことがあり、9月30日にはスロバキア総選挙で、ウクライナ支援に反対する左派のスメル(道標)が第1党になったそうです。過半数ではないので組閣の行方は不透明ですが。
ゼレンスキーの言い方、やり方がもはや説得力を失いつつあるようで、当然であり、潮目は変わったのです。
国民が何人死のうと領土を取り返すまで戦う、もっと武器をくれ、などと言っていないで、早く休戦すべきです。