日テレニュース24 2021年配信 によると、先週、厚生労働省の職員23人が、深夜0時近くまで東京・銀座の飲食店で送別会をしていた問題で、厚生労働省は、送別会に参加していた老健局老人保健課の課長を、大臣官房付に異動させることがわかりました。事実上の更迭です。また、田村厚生労働大臣は、責任をとるとして大臣給与2か月分を自主返納するということです。
とのことです。東洋経済オンライン2021年配信 で報じられた、二度目の緊急事態宣言が1都3県でようやく解除されてからわずか3日後の3月24日に銀座で、時短に応じていない店を探して深夜まで大人数の宴会をやっていた件の処分がこれです。国は緊急事態解除後も夜9時以降の飲食店の時短、会食は4人以下、などの自粛を国民に要請しています。そのお膝元の厚労省の役人がこれですから、ネットでは全員免職という声が出るほどでした。
ところが、厳しい処分といっても、異動程度で終わり。行状のひどさに比べて、なんとも甘いものです。それもそのはず、昨年末以来相次いだ政治家の行状、スガ総理、二階、橋本大臣、与党3議員などの会食では、公明党議員が自ら辞職しただけで処分はされていません。自分たちに甘く、厚労省役人だけ免職などの厳罰はできないでしょう。また、あくまでも自粛要望であり、処分のための法的根拠が薄弱です。
根本は政治指導者の姿勢です。二階に呼ばれて多人数飲食会合にノコノコ出かけた菅がお手本でした。それで何のお咎めもなし。今回謝罪したらしいが、口先だけにしか思えません。やはり頭から腐っている。
二階は、内閣不信任案提出なら解散総選挙だ、と脅したとのことですが、コロナが第4波と言われる中で解散などできるのですか? それに総選挙大歓迎です。国民は腐った連中を掃除するチャンスに手ぐすね引いていますよ。