魔人の鉞

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秋篠宮会見は 言語障害か、脳力不足か??

2021-11-30 05:07:08 | 秋篠宮家

秋篠宮56才誕生日会見のビデオを見ました。ひどい会見でした。

記者の質問に答える宮の言葉はあまりにたどたどしく、この人は言語障害かと心配になるほどです。我慢して眞子の結婚前の話し合いのところまで聞きました。

気になったのは、公私の別について。常に公を優先するのが原則で、結婚は私。しかし公を優先するなら何年たっても何十年たっても結婚できない。だから公私の別になじまない、とのお話です。これはいったいどういう論理でしょうか。誰も一般論として結婚そのものに反対などしていません。国民はKKに対して宮家及び宮内庁の便宜供与・ソンタクがあったのではないか、元婚約者の金銭問題について眞子が介入したのはどうなのか、そういう公私の別について聞きたいのです。秋篠宮は正常な判断力と理性を持っているのでしょうか。

また結婚前に相談したことは、書物などの荷物をどうするか、ということだそうです。なんともピンボケではありませんか。儀式をしないこと、まだ結果が出ていなかったKKの受験のこと、持参金辞退のこと、ニューヨークでの生活設計、警備の悩み、いくらでも話すことがあるはず。どれをとっても答えにくいから、わざと言わなかったのでしょうか。しかし隠すような意図は感じられません。

儀式は自分の判断でしなかったが、皇室の儀式が軽く見られてしまうので、するべきだった、と話していました。気持ちが変わった、自分が間違っていたということでしょうか。断然勘当すると思っていたら、今後は小室家と親戚づきあいをしていく、という宣言でしょうか。なんとも情けないお話です。

眞子のPTSDについて、週刊誌やネットの批判記事を問題視し、人を傷つける言論に対して宮内庁と対策を相談したいそうです。KKの生き方、眞子のやり方に問題があると事実や疑問を指摘しているコメントが大半と思われるのに、それは無視して極端な事例だけをやり玉に挙げる。国民の気持ちに寄り添うどころではない、不誠実なやり方です。

秋篠宮はいかにも論理力が弱いし、国民とともにという気持ちが感じられません。この会見は見るのが苦痛、話の内容を理解するのが困難です。そして小室家と親戚になるというなら、ますます秋篠宮家不要論が高まるのは避けられません。

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マヤ文明は日本より進んでいた!

2021-11-25 21:02:02 | 文明史・進化論・哲学

最近ハマっている、メソアメリカに関する本です。

「メソアメリカを知るための58章」 井上幸孝著、明石書店 2014年。

メソアメリカとはメキシコ南部から中米一帯を文化的にとらえる概念で、マヤやアステカなど、スペイン征服以前に興隆した古代からの中米文明世界を指す用語です。

私はこのあたりの文明についてほとんどシロウトで、この本を読んであらためてオドロキました。最古のオルメカ文明はさておいて、マヤ文明はまさに驚異です。紀元前1000年頃から発展し、紀元前8世紀には神殿ピラミッドを創り出し、紀元前300年頃にはマヤ文字を創出し、人類史上で最初にゼロを意味する文字を発明しました。暦学では今日にも劣らない高度で複雑な知識とシステムを持っていました。5126年で1巡する長期暦、256年で一巡する短期暦というものもあり、マヤ文字の解読でマヤの年代は正確にわかるそうです。

マヤでの土器の使用開始がほぼ紀元前2400-2000年頃とされるので、日本の縄文土器の歴史が紀元前1万5000年頃といわれるのと較べれば1万2000年ほども遅い。三内丸山遺跡が紀元前5000年前後ですから、それからでも3000年ほど遅いのです。そしてマヤ文明は紀元前500年頃には「石器の都市文明」といわれる大都市をいくつも発達させ、独自の文字を創り出しました。日本で神武天皇の開闢といって自慢している、まだ遺跡もなく文字もない大幅にサバを読んだ年代には、すでに数万人の人口を持つ石造の巨大都市がたくさんあったのです。日本は1万年以上もあった先行者利得を生かせず、都市文明も文字もメソアメリカに遅れることになったのでした。

人類の叡智はまことにすごい。それは人種や民族の違いを越えていて、人を侮ってはならないと教えています。カトリックのスペイン人はその文明をほとんど壊滅させてしまいました。ローマ教皇が2度にわたって謝罪したのは当然です。残念ながらキリスト教は今では現地で最も支配的な宗教です。支配者の宗教が人々を変えてしまうので、いかに宗教が人間の精神を束縛するものかがよく分かります。

イスラームも同じです。キリスト教のような強制改宗はあまり無かったかもしれないが、論理的に同じことです。イスラームでは他宗教への改宗は許されず、死罪になります。イスラームであることが経済・社会的に有利になるのは当然です。宗教は麻薬というだけでなく、人間を拘束する思想的な監獄です。

マヤ文字の解読は急速に進んで、今ではほぼ80%くらいだそうです。メソアメリカの文化は人類全体の知的財産です。もっと注目されていいと思います。

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国の新生銀行対応は 「霜踏んで堅氷到る」

2021-11-24 18:30:53 | 岸田政権

日経新聞 2021年11月22日 23:22掲載 『新生銀行の買収防衛策、否決の公算 国側「賛成せず」』によると、国は、SBIホールディングスによるTOB(株式公開買い付け)に対して新生銀行が発動を目指す買収防衛策に賛成しない方向で調整を始めた。新生銀は25日に開く臨時株主総会で買収防衛策で出席株主の過半数の賛成を得ることを目指しているが、国の賛同が得られず否決される公算が大きくなっている。

とのことです。新生銀行の防衛策は経営陣の保身だとか、公的資金の返済ができていないことが問題視されている、とかの観測があります。どうやらこれは決定のようですが、私は国の方針に疑問があります。国が民間の争いについて、一方の味方をするのは避けるべきです。(さる皇族が片方に味方したことも間違いですが、それは措いておきます。) 

新生銀行は例外だというかもしれませんが、いまや国はほとんどの大企業で大株主になっています。一度例外を認めたら、次々に拡大していくことは避けられません。国が企業の経営方針に直接的に干渉する道を開いてしまいます。「霜踏んで堅氷到る。」 幾度も見てきたことではありませんか。

 『日米開戦直前の1941(昭和16)年、大政翼賛会が「隣組読本」として町内会長や隣組長に配った。戦費調達のため「出来る丈 沢山国債を買ふことこそ手近な臣道実践です」と説いている。(中略) 日銀の引き受けで発行される国債を国民が日銀から買って通貨を吸収することにすれば悪性インフレは起こらない」と勧めている。

これは米国発祥の現代通貨理論MMTにそっくりで、自国通貨建てなら財政赤字を気にしなくていい、が柱。アベノミクスを支えてきた浜田宏一エール大名誉教授は文芸春秋12月号で、国内総生産比で政府債務が 1000%になっても大丈夫だ、と言い切る。国内金融資産の何倍もの国債を誰が買ってくれるのか 筆者 (古賀氏) の理解を越える。』

私も理解できません。浜田氏はどんどん国民やシロウトに買わせて、戦前のように後で国債が紙くずになっても知ったことではない、というのでしょうか。ギャンブルでいうところの、永遠に倍賭けを続けられれば決して負けない、というような空理空論です。そんな空論で貨幣価値、基軸通貨のドルの価値は維持できるはずもなく、それこそ中国元に基軸通貨の立場を進んで譲るようなものです。また暗号資産の関係者が大喜びし世界経済が大混乱するでしょう。まして日本円は基軸通貨ですらない。まったく無責任そのもの、浜田氏はまさしく国賊です。言論の自由、研究の自由というのでしょうが、そんなダボラ話に安倍政権以来の日本政府がホイホイと乗っかっているのですから、国も国民もたまったものではありません。

彼らはすぐに国を守るというが、いったい国の何を守るのか。国民の生活を守るのか、自分たちの利権や食い扶持を守るのか。本当は嘘ばっかりではないか? 

諦めてはならない。声を上げ続けるべきです。多くの国民のための政治をするべきで、一部の権力者や財閥のための政治はやめさせましょう。

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眞子夫妻の警備費は、やはり国民負担か?

2021-11-17 20:40:10 | 眞子内親王

配信 『小室圭さん・眞子さん、NY生活の警備費に年間百数十万円か? 現地領事館は「特別対応」』 によると、英紙「デーリーメール」は、小室夫妻の新居がマンハッタンの高級マンションと報じた。部屋はワンベッドルームの間取りで、月およそ50万円から。一方、小室さんの法務事務員としての年収は600万円ほどとみられる。

さらに、「NYの日本総領事館ではすでに、眞子さんの “相談窓口” となる女性の担当職員を配置しています。NY市警には夫妻の情報を伝え、巡回など状況に応じたフォローを要請している。が、セキュリティーに万全を期すのであれば、民間の警備会社などに頼らざるを得ません」(宮内庁関係者) 米国社会の事情に詳しい福井県立大学の島田洋一教授(国際政治学)は「警備会社と契約し、必要に応じてボディーガードを雇うのがよいでしょうが、その費用は年間で百数十万円近くになるのではないでしょうか」

とのことです。1日5000円でも年間180万円ですが、それではきちんとした警備を付けるにはとても不足でしょう。メーガン夫妻が年間2億円といわれていますが、外出時だけの1日6時間、警備員2人なら1日10万円として×365日で 3,650万円。いったい誰がこうした費用を負担するのでしょうか。眞子夫妻ではこの負担に耐えられないでしょう。やはり日本国民の税金である可能性が高いと思います。

そして日本総領事館の眞子担当職員の配置というのは、一般人の扱いではなく元皇族、将来の天皇の娘、また姉君としての特別待遇にほかなりません。眞子は死んでも皇族という出自を逃れることは不可能です。そういう宿命を逃れることができるというのは幻想で、特別待遇はどこまでも続きます。しかも、一般人という自由を獲得しながら、その特別待遇に気が付かないふりをしている、というのが許しがたいのです。

小室母の元婚約者への対応を自ら指示したと表明したのですから、私に言わせればほとんど狂気の沙汰です。幸福を祈るのではなく、早く目を覚まし、離婚することをお勧めします。

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コロナ感染に 120日周期がある?

2021-11-17 19:01:08 | 新型コロナ

東京新聞 2021年11月16日 06時00分掲載『人の流れ増えたのにコロナ感染急減 理由に「120日周期」説 AIが予測的中』 によると (要約)、今夏の新型コロナウイルスの感染なぜ急激に収束したのかについて、感染の「120日周期」という新たな仮説が加わった。

新型コロナ感染と経済の見通しについて研究を続ける仲田泰祐東京大准教授(経済学)は、「人流が増えても8月後半には感染者数が減ると予想したのは、平田モデルだけだった」。「平田モデル」は、名古屋工業大の平田晃正教授(医用工学)らが開発したAI予測システムだ。120日周期は、東京都の感染のピークが平均120日ごとに訪れ、第3~5波ごとに拡大と減衰の期間で相関がある現象。なぜ周期が生まれたかのメカニズムは解明されていない。

AIシステムを開発した平田氏は 「AIが謎の周期を何らかの形で考慮したから、予測がおおむね合致した」 と分析。現状の感染対策を続け、東京の人流を2020年2月比マイナス10%で保てば、感染拡大は防げるとの見方を示す。
「気になる第6波は、ワクチン効果が弱まり、年末年始の人出の影響が出る1月中旬から2月に起き、規模は第5波の5分の1か10分の1程度と予想している。」
とのことです。
 
人流が増えているのに感染は急減ということで、またワクチン接種をしても感染が再拡大する国が少なくないということで、何かウイルス自体に流行の波を打つ性質があるのではないかと素人ながら感じていました。その原理は未解明ですが、可能性があるということです。
少しずつコロナウイルスの特性が解明され、また良く効く医薬品が開発されて、必要以上に恐れなくてもいいようになることを期待したいですね。
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