玉木氏は原点を忘れるな

国民民主党・玉木代表が事項と政策協議入りとのこと。与党の過半数割れで運よくキャスティングボートを握って、強気で交渉するようです。

 

しかし玉木氏の立場は他の野党の躍進に支えられてのものだという事を、そして与党の敗戦の原因は裏金問題であり、その原点を忘れては困るのです。

報道では与党との協議には裏金問題がほとんど全く出てこない。「手取りを増やす」と称する課税最低限の切り上げの話ばかりです。そしてその方法では高額所得者の減税額がはるかに多くなってしまうという問題、また減税総額が8兆円ほどにもなるという問題があるようです。

減税についてはいろいろな手法があり、各党各様の主張がされていますが、玉木氏一人が粋がっていてもダメでしょう。石破総理さえ、選挙で躍進した野党各党の意見も聞くと言ったほどですから、玉木氏はなおさらそうしなければなりません。そうでないと、また自民党に騙されることになりかねない。

 

そして裏金問題、政治資金問題をまじめに取り組むのでなければ、国民民主党への支持は怒りに変わるでしょう。

玉木君、心すべきです。

進次郎は 「泥船のネズミ」 か？！

自民党 小泉進次郎氏が選挙対策委員長を辞任しました。その理由が、総選挙敗北の「責任はすべて選挙対策委員長である自分にある」、だから辞任する、というのだそうです。

ちょっと待てよ。

あんたが無役から抜てきされて選挙対策委員長に就任したのは2024年9月30日、まだ4週間しか経っていません。それまで無役でブラブラしていたあなたが、総選挙の責任をすべて引き受けるほどの役割を背負っていたとは誰も考えていませんし、4週間では何事かを成し遂げるのは誰にとっても無理でしょう。

それが 「敗戦の全責任を負う」 と言って辞職する。かっこいいですね。政治家のカガミですよ。しかしちょっと格好つけすぎです。あなたに全責任があるなら、幹事長も総裁も免責ですが、そんなことはあり得ない。逆に、本当の責任者は逃げるのかと責められることになるでしょう。逆に言うと、勝っていたらすべて自分の手柄？

進次郎のセリフは総裁が言うべきセリフです。端役の進次郎が全責任を負うと言ってしまったら僭越だし、上役の立場はない。進次郎はどこまでも物事が分からない 「坊や」 ですね。

もし辞職するとしても、「党の負託に応えられなかった責任を痛感している、進退は総裁に一任している」とでも言えばいいのではないか。そのうえで時期をみて辞任するのが適切でしょう。

さっさと辞めてしまったら、泥船から逃げ出すネズミのように見える。進次郎が辞めたからといっても、上の責任を問わないことにならない。いかにも軽い言動だと言うほかないでしょう。

総選挙は期待通りの結果だが

衆議院選挙2024は自公の大敗となりました。

最後は自民党支部≒ 非公認候補者に2000万円支給したという事がバレて大きくマイナスしたようです。野党共闘がほとんど進まない中で自民党のこの惨敗。安倍以来の奢りが批判を受けた形です。

小泉進次郎選対委員長は石場氏や他の幹部と同様に、自民党支部と 非公認候補者は別物という説明をしていますが、分かっていませんね。そういうゴマカシが国民にまる見えだったという事です。かれは国会審議抜きの早期解散を主唱していたので、その意味でも重要戦犯です。辞職して当然でしょう。

公明党は石井新代表が落選したうえに大阪壊滅という激震。自民の裏金非公認候補者を35人も推薦したことが致命的でした。まったく意味不明の行動でした。権力のおこぼれにあずかろうというだけの政党に存在意義はありませんので、もっと減らしたいものです。

維新は大阪で公明に勝ったものの、全体で議席減。大阪万博の結末はこれからですから、あまり先行きは明るくないですね。権力欲まる見えで自民よりひどいと思われます。

私はいつも少数派だと思っていたのですが、今回は私の期待がほとんど実現しました。

立憲民主・野田氏ならば野党をまとめられる、と見ています。しかし野田氏は先を急がない方がいいと思います。政策を練り、来夏の参院選で多数を握ったうえで総理を目指すのが良いと思う。自民にすり寄る政党もあるでしょうが、慌てる必要はありません。

ドジョウは泥臭く、しぶとくやっていってください。

石破総理を 「石バカ」 と呼ぼう

石破総理は裏金非公認候補者への2000万円支給について、政党支部への政治活動費であり、選挙とは関係ないと説明しました。そんなバカなことを誰が信用するでしょうか。

総選挙の最中に資金を提供したら、選挙活動に使われるに決まっています。選挙活動も政治活動ですよ。石破氏は何を言っているのか、自分で分かっているのでしょうか。本物のバカではないでしょうか。こんなことを言って誤魔化そうというなら、ますます支持が離れるのは確実です。

 

もう私は、石破氏を「石バカ総理」と呼ぶことにしました。これは人格攻撃かもしれませんが、許されるでしょう。馬鹿なことを言わなければいいのですから。

裏金非公認は自民の大ウソ！！

報道によると、自民党は総選挙にあたり、裏金での非公認候補者にも公認候補者と同様の2000万円を支給していたそうです。赤旗が報じ、森山幹事長は「党勢拡大のための活動費」だとしてこのことを認めたそうです。

公明党の、裏金候補者35人推薦というのにも驚きましたが、この自民党のやり口はどういうことでしょうか。一部の裏金議員を非公認にしたといって反省したふりをして、国民をだましたのです。自民党は大噓つきだったことが明白になりました。私たちもずいぶん甘く見られたものです。本当に腹が立ってきました。このような卑劣なやり方は絶対に許すことはできません。

石破、森山など嘘つき幹部を落選させたいが、せめて自民党候補者の弱い奴らは全員落選させましょう。そして、裏金候補者を推薦したデタラメ公明党の候補も叩き落しましょう。そうすれば過半数割れが確実になります。

 

裏金一掃選挙！！　　

今回の総選挙の争点がいよいよ明確になりました。必ず投票に行きましょう。