猿之助事件、宣伝になってしまったか

市川猿之助の親子心中事件?　とその後の代役・団子登用で続演の経緯がどうにも気に入りません。舞台は昨日予定通り終演したらしいが、半日休んだだけで代役による続演は、まるで心中事件を宣伝にしたような成り行き。マスコミは猿之助の功績を持ち上げるし代役をほめちぎる。

しかしちょっと待て。
親夫婦が亡くなり、その原因も不明で、ひょっとして毒殺だって考えられなくない大事件です。それで続演を批判もせず、團子はすごい、いい機会だなどと報道する。

見るのも汚らわしいと思わないのか？
観客も事件を楽しんでいるのか？
歌舞伎など、やはり河原物の見世物か、と感じたこのごろです。

岸田翔太郎秘書官をクビにせよ！

岸田翔太郎総理大臣秘書官がまたまたやってくれました。文春報道によると、総理公邸で親族忘年会、官邸の赤じゅうたんで内閣就任式のマネごと。あきれた公私混同です。

しかしキシダ総理はクビにする気が無い。親として厳重注意だけです。なぜクビにしないのか。そもそも実績も能力も疑わしい息子を秘書官に登用することが公私混同です。デタラメですね。

キシダ親子混同内閣、と呼ぶことにしましょうか。

維新は何をしたいのか？

維新の梅村みずほ氏は代表質問で、入管の不適切な対応により亡くなったサンダマリさんについて、根拠のない誹謗中傷を含む発言を行いました。ハンストで亡くなった可能性も否定できないとまで言うのです。

批判を受けましたが、まったく根拠がないのに撤回すらしない。維新は国会の法務委員会から梅村議員を外しましたが、党内から擁護論が出る始末で、それ以上はどうなるか分かりません。こんな簡単なことが判断できないのでは、基本がグニャグニャで得体が知れないと思われても仕方がない。

どうもこの維新という政党がどのような基本姿勢で何をしようとしているのか、私にはわかりません。国民の権利や生命を大切にするために何を維新するのか。防衛費の倍増に大賛成?　かもしれません。ひょっとして戦争が起これば、国を守るという名目で参戦に舵を切り、非戦の国是を「維新」して戦争協力を国民に求めるかもしれません。

国民の権利を軽視し戦争に賛成するなら、自民党より悪い。
維新は何をどう「維新」するのか、明らかにしてほしいと思います。

ゼレンスキー氏来日に思うこと

ゼレンスキー大統領がG7のために2023年5月20日、急遽来日しました。すばらしいパフォーマンスですね。さすがテレビ番組司会者です。

しかしウクライナについては、どうも本当のことが分からないのです。20日にバフムト陥落という情報があり、ゼレンスキー氏はそれを否定しましたが、本当のことが分かりません。

ウクライナでは自由な取材ができているはずなのに、ロシアの非道以外にはほとんど何もわかりません。
きっとウクライナも情報統制をしているでしょう。不利な情報は規制しているはず。ゼレンスキーに踊らされているのではありませんか？ 　そんな危惧を感じます。

ゼレンスキーは第三次世界大戦になったとしても、自国さえ守れれば他は知ったことではない、という感じがする。そういうと言いすぎですか? 　「領土を守る」ために人命はいくらでも犠牲にしてもいい、というのは間違いです。

彼をヒーローや救世主のように扱うのは問題です。
アメリカ・欧州はミサイルや主力戦車、今後は戦闘機まで供与する方針になりました。なし崩しの「戦力の逐次投入」で、戦闘を長引かせ、ろくなことにならないのは戦史の教えるところです。

ゼレンスキーは終始一貫、粘り強く兵器を要求し、ロシアを完全に追い出すための戦いを継続すると宣言しています。「正義の戦い」というのですが、それほど危険なことはありません。ゼレンスキーに政治戦略上のミスはなかったのでしょうか？　

日本はウクライナのために第三次世界大戦に参戦すべきではありません。そんなことには断固反対します。