アフガン退避の失敗は、スガ政権の怠慢だ!！

テレ朝NEWS 2021年9月2日 (木) 14:31配信 「大使館が職員を口止めか　アフガン退避遅れによると、1日、アフガニスタンにいる日本人らの自衛隊機による退避作戦を、「今回のオペレーションの最大の目標というのは、邦人を保護することでありました。そういう意味では、良かったというふうに思っています」と総括した、菅義偉総理大臣。 　しかし、実際に出国できたのは、日本人1人だけで、約500人もの現地スタッフなどは、残されたままです。

国外退避が失敗した原因は、大使館の“準備の遅れ”にあると、(在アフガニスタン日本大使館現地職員の) 男性は話します。 　在アフガニスタン日本大使館現地職員：「（7月初旬から）最悪の事態が起きる可能性を、幹部を含む外交官に何度も進言しましたが、タリバンがカブールを陥落させることはないと言われました」 　しかし、その後、このことについて大使館側から「口外しないよう」口止めされたといいます。

とのことです。欧米諸国が自国民や関係職員などを数千、数万人単位で脱出させており、韓国でさえ大使館員が戻って400人近くを脱出させました。ところが日本は大使館員がさっさと全員出国して現地職員をまったく脱出させることができなかったのは、まったく恥ずかしいことです。なぜ現地スタッフが先頭を切って全員脱出するのか？　危険を顧みず、自国民や自国とともに働いた現地スタッフを脱出させるのは、当然の義務ではないのですか？　そうであれば国民は外交官を尊敬するが、こんなことでは馬鹿にするだけです。このことがほとんど追及されないのは、マスコミや政治家が外務省にソンタクしているからではないですか？

何といってもも、政府の判断が遅れ、脱出の手配が遅れ、救出部隊の派遣も遅すぎて間に合わなかったのです。到着が25日、米軍の安全確保期限は27日ということで、テロが26日に発生しどうしようもありませんでした。たった1人を脱出させただけで、良かったなどというスガのコメントは、恥の上塗りです。スガはもう正常な判断力を失っています。辞めればいいという者ではない。阿呆め！！

無責任男、スガの哀れな末路

京都新聞　2021年9月3日 (金) 13:12配信　「菅首相、辞任へ　自民総裁選に不出馬表明」によると、菅義偉首相は3日午後1時、記者団に対し、「総裁選に出馬を予定していたが、新型コロナ対策と選挙との両立は莫大なエネルギーが必要。新型コロナ対策に専任したい」と、自民党総裁選（9月17日告示、29日投開票）に立候補しない意向を表明した。菅首相は「総理大臣になって1年間、コロナ対策を中心に国が抱えるさまざまな問題に全力で取り組んできた。私自身、総裁選出馬を予定する中で、コロナ対策と選挙活動を考えると、莫大なエネルギーが必要で、やはり両立はできない。国民に約束している新型コロナ感染拡大を防止するため、専任したい」と述べた。

とのことです。私の予想通りでしたが、しかしなんという無責任なことでしょうか。これまで満足なことができなかったコロナ対策に専念する？　バカバカしい。これでは総裁選～総選挙～新内閣の組閣まで1か月半もの政治空白が生じます。コロナ対策は誰が指揮を執るのか。退陣が決まった総理が何を取り仕切ることができるのか。能無し総理の末路がこれですか！！　コロナ対策と選挙活動は両立できない、と言いますが、私たち国民とアナタは両立できません！　これで河野あたりが立候補すればコロナ担当大臣が選挙活動に熱を上げることになるわけで、いったい大丈夫ですか？

せっかく小泉進次郎が腰巾着のようになって応援したが駄目だった。小泉は何のためにあんなスカスカ男を応援したのか。見る目がないし大義もない。ただのピエロでしたね。スガが頑張っていれば自民の地滑り的大敗は確実だったのに・・・　しかし、地滑りでなくとも深層雪崩れ位の大敗になるか。

スガは心神耗弱？ 政権を投げ出したりしないか？？

テレ東BIZ 2021年9月1日 掲載によると、菅総理大臣は、自民党の二階幹事長に対し、総裁選の先送りや９月中の衆議院解散も選択肢との考えを 非公式に伝えましたが、けさ (9月1日)、記者団の取材には当面の解散や総裁選先送りを否定しました。

とのことです。総裁選の先送り・９月中の衆議院解散は毎日新聞が8月31日深夜に速報し翌日1日の1面トップにもってきて大騒ぎになりましたが、一転して9月解散を否定したわけです。しかし

朝日新聞　2021年9月2日朝刊によると、「解散話を聞いた麻生副総理が安倍前首相に連絡し、安倍氏が菅首相に言って止めた。」鑑定幹部は、首相が解散カードを封印した経緯をそう話した。

とのことです。いかにも自分の判断だという顔をしていましたが、党内から総スカン、安倍も麻生も反対、唯一スガ支援の小泉環境相すら反対というのでは、取りやめのほかに仕方がないでしょう。国民としては早く一票を行使したいので、ちょっと残念ですが。

それにしてもこの迷走。日程を決定したばかりの総裁選をズラすために解散総選挙をたくらむということ自体が、まるであり得ないこと。さらに岸田の党改革案を潰すために二階を切るとして、そのために総裁選前に人事異動とは？！ 党も閣僚も、新たに任命された人は下手をすると２－３週間で交代する羽目になります。政治は今以上に混乱することは確実。大災害とさえいわれるコロナ対策はいったいどうなるのでしょうか。野党が要求する国会招集もしないで、党利党略、いや個利個略ばかり。

もはやスガは心神耗弱状態で、正常な判断ができないのではないのでしょうか。行き詰ったあげくに総裁選出馬取りやめ、政権投げ出し、ということさえあり得る気がしてきました。仮病を使えば不可能ではありません。

しかしそれではダメです。ぜひ頑張って、総理として総選挙に出てきてほしい。それでこそ国民は審判を下せます。看板をすげ替えて延命を図る、自民党のお家芸をゆるしてはならない、と思います。

頑張れ！　スガ！！ 　粘って粘って、死ぬまで頑張れ！！！

 

二階の使途不明金、50億円超に？ 横領か！？

Yahoo ニュース 2021年8月31日 (火) 6:19　掲載の　立岩陽一郎 InFact編集長署名記事『37億円超が自民党本部から二階幹事長へ　「適正に処理」？』　によると、二階氏が幹事長に就任して以降、2019年末までに総額で37億520万円もの巨額な資金が (自民党二階幹事長から二階氏個人へ) 流れている。二階幹事長は自民党和歌山県第三選挙区支部の支部長を務めている。また、「新政経研究会」などの政治団体を持っている。しかし、支部の収支報告書にも、「新政治研究会」の収支報告書にも、二階幹事長からの資金の入金は記載されていない。このため、この (2019年だけでも)  10億円を超える資金がどう使われたのかを私たちは確認できない。通常、こうした資金が個人に渡れば課税の対象となる。しかし国税庁の元幹部は、「国税当局としては実態は把握していない」と明かした。「課税が検討されたことも承知していない」とも話した。

とのことです。2020年と2021年前半の分はまだ報告されていませんが、 年10億円とすると15億円、幹事長就任2016年8月3日以来5年間の合計は、計算上なんと52億円にもなります。この巨額が政治資金収支報告書にもなく選挙資金収支報告にもなく、かといって個人所得として課税もされていないというのです。ほとんどヤミ資金ですね。見方によっては、党独自資金という名目での、政党助成金 (国民のお金) の横領かもしれません。こんなデタラメが合法だというなら、日本は法治国家ではありません。「放置国家」 と呼ばなければならない、恐ろしい国です。

この件はなぜかテレビ・新聞などではあまり報道されていません。(東京新聞と InFact の共同作業と言いますから、東京新聞には載っているかも。) 　もう二階はクビですから、ソンタクの必要はありません。支離滅裂な総裁選や総選挙をどうするなどの話は面白いが、そればかりにうつつを抜かしていないで、もっとこのヤミ資金問題を取り上げるべきです。

 

スガ内閣、終わりの始まり総裁選

朝日新聞デジタル2021年8月31日(火) 17:26配信 『自民、臨時国会の召集を拒否　野党は 「憲法違反」 と批判』　によると、自民党の森山裕国会対策委員長は31日、立憲民主党の安住淳国対委員長と国会内で会談し、野党が憲法53条に基づいて求めていた臨時国会の召集に応じない考えを伝えた。立憲など野党4党は7月16日、憲法の規定に基づいて、臨時国会の召集を求める要求書を大島理森・衆院議長に提出していた。

とのことです。この大切な時期に憲法を無視して国会を開かず、内輪の自民党総裁選にうつつを抜かすとは、自民党はまったくクズに成り下がりました。コロナ対策は失敗続きで在宅死が頻発しています。にも拘わらずこんなことができるのも、国会で与党が絶対多数を持っているからです。

スガ内閣と自民党はもはや国民の敵！！　総裁選など勝手にやればよい。スガが勝てばそれこそ自民党の終わりです。

スガは下村おろしや二階解任・内閣改造予告など、なりふり構わぬ暴走路線。総裁選前に幹事長交代や内閣改造などして、総裁選に負けたらどうするの？　1か月も経たないうちに人事異動、全員クビですよ。そして総選挙が待っています。どちらも負ける可能性が大いにあるから、こんな乱暴なことをやるのでしょう。

このコロナ大災害の時にそんな混乱を招いて、スガはいったい何様のつもりでしょうか？　

でも、スガちゃん、頑張って！！　もっと好き放題をヤッテ！！　総選挙が楽しみですから。