桜を見る会に、違法営業が指摘されていたジャパンライフの会長が招待され、おまけにその招待状を広告に利用していたことについて、TBSニュース (Web) によるとこのような質疑があったそうです。
Q.「(野党が)60から63番の区分について、総理を含む官邸枠と見なすとしている。確認だが、このように理解していいのか?」
A. (菅 義偉 官房長官)「繰り返しになるが、ご指摘の番号は招待状の発送を効率的に行うために付しているもの。会の終了をもって使用目的を終えていることから、現時点でこれらの情報は保有をしていない」
またまた、廃棄したから分からないという言い訳です。
なぜさっさと廃棄するのでしょう。翌年の招待のためには保管するのが当然です。リストがなければ前年誰が誰をどうしたかまるで分からなくなってしまいます。また、コンピュータ上のデータは復元できるはず、という意見が大勢です。それを調べもしないし、調査指示もしない。ウソにウソを重ねているというほかなく、まったく信用できません。
安倍ちゃんはいよいよ逃げられなくなっています。忖度では説明できません。管理がずさんだった、と言い訳すれば、それを許して利用したことになってしまうからです。民主党政権も会をやっていた、といっても、招待者の規模が違いすぎる。
こんなことを許しておいたら国が滅びます。国民の倫理観念が崩壊します。「日本を守る」 という自民党の諸君は、なぜ黙っているのか。やはり単なるスローガンにすぎないのですね。