魔人の鉞

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集団登下校は危険、再検討を!!

2021-06-29 07:28:51 | 時事問題

昨日 2021年6月28日に発生した、千葉・八街で下校の列に飲酒運転のトラックが突っ込み、2人死亡・3人が重軽傷というたいへん痛ましい大事故が報道されています。

私は以前から集団登下校の事故が多く、むしろ危険ではないのかと感じていたので、あらためて考えてみました。

全体の事故の起こる件数は、児童が集団登下校かバラバラ登下校かに関係ないので、どちらでもほとんど変わりはないでしょう。とすると、1事故当たりの死傷者数によって全体の死傷者数が決まるはずです。であれば、バラバラ登下校の方が児童の死傷者数は明らかに少なくなるでしょう。
児童の死傷者率が10万分の1として、10人の集団登下校の場合に死傷者率が10万分の10になると思っていましたが、カン違いでした。死傷者が増えれば死傷者率は上がり、減れば死傷者率が下がるのです。バラバラ登下校で死傷者数が減れば、死傷者率も下がることになります。

集団登下校は教育的な意味合いや、誘拐などの犯罪防止といった配慮もあるでしょうから、一概に否定はできません。しかし危険性の高いやり方を教育的と言えるでしょうか。運動会の人間ピラミッドは禁止になりました。得失を十分検討した結果の集団登下校なのか、単に従来からの慣習で継続しているだけかもしれません。ちなみに私の孫の所はバラバラ登下校だそうです。

全国的に、集団登下校が良いのかどうか、ぜひ再検討してもらいたい。登下校のルートは、なるべく大通りは避けたい。歩車分離の大通りはスピードが出やすく、植樹帯など飛び越して歩道まで突っ込むことも考えられます。狭い生活道路の方が注意深くなり、むしろ事故は起きにくいと思います。ただし交通量の多い抜け道は注意が必要です。

こういう事こそPTAの出番です。登下校ルールはPTA主導のハズ。ぜひ子供たちの安全を守ることを考えましょう。

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天皇陛下のご心情を足蹴にする、スガ総理

2021-06-26 06:00:58 | オリンピック

配信 によると、宮内庁の西村泰彦長官が24日の定例会見で、コロナ禍での東京五輪・パラリンピックをめぐる天皇陛下の受け止めについて、「開催が感染拡大につながらないかご懸念されている、ご心配であると『拝察』しています」と述べたことが波紋を広げている。加藤勝信官房長官は24日の記者会見で、「宮内庁長官自身の考え方を述べられたと承知している」「安全、安心な環境確保を最優先に、準備を着実に進めていきたい」  と語った。

東京新聞 2021年6月25日 10時54分 掲載によると、スガ総理は「長官ご本人の見解を述べたと理解している」との見解を示した。
「長官ご自身の考えを述べられたものと承知している」との見解を示した。

配信 によると、東京五輪・パラリンピック組織委員会橋本聖子会長は25日、定例会見で「少しでも不安があっては大会の成功とは言えない。不安を払しょくするための安全対策、そのことによって安心につながっていくことに努力を続けることに尽きる」 とコメントした。

とのことです。天皇は政治的なことを言えないから、西村長官が「拝察」したと言っているわけで、真意は明白です。それを、西村長官個人の感想だとして切って捨てては、名誉総裁としての陛下の立場が無い。関係者は誰一人として、天皇陛下のご心配に見向きもしない。橋本会長の発言はそつがないが、天皇の御心情に触れていない。どれもこれも非礼の極みです。世が世なら内閣総辞職ものでしょうが、象徴天皇になりましたからそんなことになりません。それにしても、こうまで無視するとは、いったい何でしょうか。
 
名誉総裁は黙って引っ込んでろ、祝辞さえ読んでくれればそれでいいんだ、というふうに聞こえます。天皇陛下に対するこんな侮辱的な発言に対して、ネトウヨの諸君はどう思っているのでしょう?? 暴動が起きる様子はありませんが・・・ 彼らにとって天皇はその程度のモノなんでしょうかね。
 
 
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開会式に子どもを連れて行く学校名を、公表しろ!!

2021-06-24 15:29:43 | オリンピック

一般の観客のほか、IOCやスポンサー、競技団体関係者、運営スタッフなどが大勢入場する。ただ組織委などは関係者の削減を進めており、2万人には達しない見通しだ。低価格で主に小・中学生に割り当てられる「学校連携観戦プログラム」で入場する児童、生徒らも最大1万人などとした観客数上限とは「別枠」となる。』

とのことです。子供たちに観戦させたいのは分かりますが、これでは2万人どころか3万人? ほどになりかねない。別枠、別枠。便利な言葉で、どうにでもなる魔法の数字!! 辞退する学校が続出するのは当然です。

というか、こんな開会式に子どもたちを連れて行く学校は、いったいどこだ!! どこかアンケートを取って公表してくれないか!! 徹底的に批判してやるべきです。校長・教頭は覚悟しておけ!! 

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オリンピックでの酒類の販売禁止は、遅すぎる

2021-06-24 07:47:41 | オリンピック

オリンピック開会式での酒類の提供・販売が、ようやく正式に取りやめになりました。

提供方法を検討する、という報道で、全国から批判が噴出し、やっと取りやめになったわけです。しかし、国民の声を聞いてもらって良かった、などということを言う人がいます。何が良かったのでしょう?

至極当然のことを、しぶしぶ決定しただけです。スポンサーのアサヒビールが、禁止しましょうと提案したという報道すらあります。こんなことで国民の反感を受けては、スポンサーメリットどころか大イメージダウンにしかなりませんからね。

ちっとも良いことではなかった。そもそも最初から、酒類は禁止にすればよかった。それで誰も文句は言わないでしょう。このようなことをいちいち国民が騒がないと決定できないのでは、統治能力が欠如しています。あるいは組織委員会の中に酒類販売に反対の人がいて、禁止にさせるためにわざと販売を検討しているとリークした、ということも考えられます。それならそれで、組織委員会内部の意思疎通がまったく出来ていない、ということになります。

ウガンダ選手団の検疫の不手際も、誰が濃厚接触者を判断するのかはっきりしていなかった、ということです。合宿地の泉佐野市に移動してから、そこの保健所が判断するのでは、移動の間はどうするのでしょうか。空港でやらないのでは、バブルはハジケてしまいますよ。何が検疫の強化でしょうか。今ごろ何をやっているのか、というひどい話です。どこを見てもお粗末な話ばかり。情けないですね。

 

そして、東京ではもうリバウンドが始まっている、という専門家もいます。リバウンドが始まるというのに緊急事態を解除して、五輪に観客も入れるのです。五輪関係者とスガ総理は無責任にも感染爆発の引き金を引きました。無事に済むとは思えません。

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小林信也は 「あちら側の人」 だった

2021-06-23 05:31:29 | オリンピック

「羽鳥慎一モーニングショー」 2021年6月22日(火)に出演した小林信也氏の、オリンピック観客数などの解説は噴飯ものでした。

観客数は減らそうと努力していると弁護し、野球やサッカーでクラスターは全く発生していないという。ブラジルでのサッカー南米選手権 コパ・アメリカで数十人の選手・関係者が集団感染したといえば、サッカーと五輪は違う、と強弁。マスコミは組織委などの努力を公正に報道すべきなどと言いだす。

「感染拡大の時は無観客も」、という総理などの発言について、誰も本気で無観客にするつもりはないという関係者のコメントを無責任と批判し、無観客にするはずと主張。しかし菊間千代さんから、無観客を「検討する」 と言っているだけにすぎないと指摘されました。重大な感染状況で本気で無観客にするなら、そう断言すればいいだけです。「検討」などというゴマカシ言葉は不要ですよ、小林さん!!

無観客にして関係者やスポンサーだけ入れるというわけにいかないので、無理やり観客を入れるでしょう。マンボウも非常事態も政府が最終決定権を持っていますから、どんな状態であれ宣言しなければいい。仮に宣言しても、「検討の結果」 観客を入れることにすればいいだけのことです。

小林氏はジャーナリストとしてそうしたシビアな分析をせず、全てにわたって弁護・擁護、感染対策は問題ないと主張するばかり。ジャマイカ選手団の検疫不備にも触れず。さすがに 「酒の提供」 については、必要ないと言ったような気がしましたが・・・

オリンピックになるとジャーナリストとして著名な小林信也氏も、「あちら側の人」 になるというのがよく分かりました。自分のメシのタネですから仕方がない面もありますが、テレ朝は利害関係者を解説者にしてはいけませんよ。政治ジャーナリストのクズ・田崎史郎と一緒です。

今後は小林信也など信用しない。徹底批判することにします。

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