大谷選手の通訳・水原一平氏の賭博疑惑が話題になっています。先日大谷自身が記者発表を行い、まったく水原氏に嘘をつかれていた、自分は完全に被害者だと説明して、日本のマスコミは喜んでその釈明を受け入れています。
しかしどうも疑問があります。
水原氏はどうして大谷の口座を勝手に操作することができたのか。パスワードを盗み見たとか、確認のメールが来るスマホを自分のものにしてたのではとか、いろいろ憶測されていますが、大谷君はそうした口座管理についていっさい語っていません。「勝手にアクセスして」という言い分からは、代理権限とか共同口座などの権利を水原氏に与えていたこともないらしい。
しかし勝手にやったにしろ、1度や2度ではなく数カ月にわたって9度というのですから、全然気が付かないというのも不思議です。ある意味で大谷君の責任といえるかもしれない。それもハシタ金ではありませんよ。税金対策などもあるのに、大谷君は税理士や会計士を付けていないのでしょうか。
そもそもドジャース入団時に、契約金の長期分割払いという奇策を編み出して「大リーグ贅沢税」を脱法的に回避し、山本選手の入団をおぜん立てしたほどで、単なる純真な野球選手とは思えません。私はその時、大谷君というのはなかなかの策士だと思いました。
それから、水原氏がギャンブル依存症と告白したくらいで、ギャンブル好きは知られていたようです。そのことに、毎日寝るとき以外は一緒にいたと言われるほどの大谷君がまったく気づかないというのは不思議です。短期間ではなく、実に5年以上も家族以上の付き合いをしてきているのです。しかし大谷は、まったく知らなかったという。ほんまでっか?
大谷君は水原を悪者にし、自分はだまされた可哀そうないい子ぶって、実は何か隠している。どうもそんな感じがしてなりません。結婚発表のように、エエ~ということが無いとは限りません。聖人君子のようなイメージですが、とんでもないかもしれませんよ。