NHK特設サイト 2020年5月1日 22時08分 掲載によると、東京都は新型コロナウイルスに感染して死亡した、確認中の4人を除く122人についての年代別の内訳を公表し、60代以上が全体のおよそ9割を占めていることを明らかにしました。
また東京新聞では 「東京都内の新型コロナ感染状況まとめ」 で東京都の感染者数の累計を毎日更新して集計発表しています。
この、死者数と感染者数の2つのデータを統合し対比してみました。
2020年5/1 現在、東京都
年代 死者数 構成割合 (%) ※感染者数 ※暫定致死率 (%)
10才未満 0 0 61 0
10代 0 0 67 0
20代 0 0 739 0
30代 0 0 787 0
40代 1 0.8 710 0.14
50代 9 7.4 683 1.32
60代 18 14.8 453 3.97
70代 40 32.8 409 9.78
80代 38 31.1 260 14.62
90代 16 13.1 129 12.40
100才以上 0 0 2 0
合計 122 100 4300 2.93
(致死率=感染者のうち死亡者の率、は私が試算。全体の致死率には年齢不明の死亡者4人を含めて計算。)
検査が不十分なので感染者数が過少と思われ、従って致死率が高く出ていると思われます。これまで書いてきたように、致死率は全体でおそらく 0.5- 0.6% 程度かそれ以下になるのではないでしょうか。40代以下の世代は感染率が高まっていて、元気な若手が感染を広げている、として批判され自粛を求められているわけですが、彼らはほとんど死亡しません。もちろん症状が出た場合はきついということはありますが、それも確率的には大変低いでしょう。10代とそれ以下の感染者数が少ないのは学校休校の効果だと思いますが、しかしその年代の死亡者がごくごく稀なのは世界的に確認されていることです。
こういう実態なら、宮澤先生のいう、50歳以下の人にはドンドン感染してもらおうという説も納得できます。若い衆にはおおいに仕事をして、レジャーを楽しんでもらえば経済も回復する。社会免疫もできていくことになります。むしろ60代、70代以上の人は外出禁止、国会議員や大臣も該当する人は率先して職務停止。そして学校は普通に開校すればよい。子供たちを解放し、60歳以上の祖父母を子どもから隔離することにしましょう。そのほうが子どもたちのためになります。
今の日本では極端にコロナを恐れている。まるで人口が3分の1になったペストのように思っている。しかしこのコロナはそんな凶暴なものではありません。しかし死亡者のごく簡単な統計データすら、この東京都の発表が初めてくらいに珍しいのです。外国の悲惨な状況ばかりで正確な情報がないから、余計に不安になる。これではダメです。情報を集積し、国民に公開して、正しく恐れることができるようにしてほしいと思います。
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