魔人の鉞

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特攻は昭和天皇に最大の責任がある

2022-08-14 12:01:03 | 第2次大戦
明日終戦記念日です。

2022年8月14日付毎日新聞朝刊に、「特攻見送り ただ切なく」 と題して、知覧に暮らす方などの記事が載っています。3面の終わりころに三宅トミさんの言葉があります。「特攻は、時に美談として語られますけれどね・・・ 絶対に違います。ただの悲劇です。」

私も三宅さんに賛成です。
しかしこの1面・3面合わせてほぼ全ページに近い大きな記事の中に、昭和天皇が特攻の戦果を聞いてどういったかが書かれていません。天皇は「そこまでしなければならなかったか。しかしよくやった。」と感想を述べたと言われています。そして特攻兵は軍神と崇められ、組織的に志願を奨励され、続々と無駄死にさせられていったのでした。

特攻を立案した大西中将は外道の作戦、と言ったそうですが、大バカ者です。終戦直前まで特攻の続行を主張し、最後に自決したが、死ねば許されるというものではありません。

そして昭和天皇はまったくボンクラです。天皇がよくやったと言ってしまったらどうなるか、知らないはずがありません。
天皇に最大の責任がある。このことを書いていない記事は画竜点睛を欠くといわなければなりません。
多くの戦死者のご冥福を祈るためには、責任者を明らかにしなければならないと思います。ただお悔やみを言うだけでは浮かばれないでしょう。
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