魔人の鉞

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コスタリカ敗戦を忘れて、スペインを

2022-11-29 08:21:49 | ワールドカップ
サッカー・ワールドカップ2022 で、対ドイツ戦勝利のあとのコスタリカ戦で敗戦し、森保監督は名将から「ロバ」になったと酷評されているそうです。極端な話ですが、いろいろと考えさせられます。

ドイツという難敵に勝利して、監督はたぐいまれな名将。後半途中からの交代もズバリ決まって、得点した2人は絶賛。キーパー権田は特にスーパーセーブがあったわけでもないのにマン・オブ・ザ・マッチに選ばれました。しかしボール保持率は7-3より悪く、戦前は老婆のよう、と評されたドイツは老婆ではありませんでした。圧倒的に攻め立てられ、運よく1失点に留まっただけ。浅野の2点目は見事だったが、奇跡的と言ってもいい、コースがほとんどないシュートでした。まさに幸運の女神が微笑んでくれたのでした。

勝って兜の緒を締めよ。やはり大絶賛されて心にスキができたのではないでしょうか。監督は先発を5人も入れ換えました。主力を休ませるつもりだったかもしれないが、選手の一部では最悪引き分けでも、という気分になったらしい。しかしスペインはベストメンバー・ベストコンディションで当たっても勝てるかどうかわからない相手です。監督は何で手を緩めたのでしょうか。やはり相手が弱いと見込んでしまったのでしょう。

チャンスは前髪で掴め、といいます。コスタリカ戦を勝てば、スペインには引き分けでいいし、負けても16強の可能性が高い。コスタリカ戦にこそ絶好のチャンスがあったのです。ケガ人などの交代はやけむを得ないが、コスタリカに勝つ、という目標をしっかり選手に共有させなければならなかった。5人も変えて、チームの意識が散漫になったのではないか。そして守備を固めた相手を崩しきれず、2回のFKも無策で得点できず、一瞬のスキを突かれて失点してしまう。
守備陣を攻める声もあるが、あのシーンは不運だったと言える。吉田のクリアは本人はパスしたつもり。受けた森田はボールが遠くてスライディングしたが相手へのパスのようになってしまい、キーパー権田は両手でパンチに行ったので片手より手が伸びず、触ったもののゴールに入ってしまった。3つのミスが重なっていた。

何より、攻撃陣がふがいなかった。ドイツ戦で奇跡的に2点も取れたものだから、変な自信がついたのか、5バックで守備を固めた相手を崩す工夫が見られなかった。ドリブル突破やミドルシュートなど、守備陣をかく乱することもほとんどなく、単調にパス回しをしているだけ。もともと守備的な相手から点を取るのは苦手にしているのに、相手にボールを持たせてカウンターを狙うといった作戦の工夫もないし、選手起用も疑問符。開催国カタールを除けば最低ランクのコスタリカにこんなブザマな敗戦では、ロバと酷評されても仕方がない。

奇跡は2度起こらない。というと嫌な感じですが、スペイン戦は死力を尽くして戦うしかありません。Good luck !!


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攻撃能力を「反撃」能力に? 無識者の妄言!

2022-11-23 06:34:37 | 日記
バカバカしい言葉遊びで増税論議?

報道によると、政府の防衛力に関する有識者会議は、反撃能力が不可欠として防衛費の増額のために増税を提起したとのことです。
反撃能力とは「攻撃」能力とイコールです。呼び方を変えただけ。戦時中の、撤退を転進といいかえたのと同じで、明白なゴマカシです。

日本は明治以来、最初の対外戦闘である朝鮮の江華島事件をはじめとして、すべての戦争・事変で「自衛のため」「やむなく反撃」したと言って、自ら仕掛けたり仕組んだりして戦争を起こしてきたのです。日清戦争直前には朝鮮王宮を占拠して国王を虜にして都合のいい命令を出させたり、張作霖暗殺や満州事変など謀略で戦争を起こしてきた経緯を、有識者といわれる皆さんは都合よく忘れているのではありませんか? 何が有識者ですか? ただの無識者でしょう。

防衛能力が十分ではないかもしれない、まずその点検をすべきです。それもしていないのに長射程ミサイルの整備など「反撃」=「攻撃」に前のめりになるのでは、戦争を起こしたがっていると見られても仕方がありません。先にやらなければやられる、という不安心理が起こり、緊張はいやがおうにも高まる。しかし議員・官僚・有識者の皆さんは自分が戦場に駆り出されることはないと知っている。死ぬのはだれかほかの人たちです。だから勇ましいことが言えるのです。

もう一度、歴史を正しく学びなおしたい。そうしないと、戦争に駆り出されて死ぬことになる可能性が高い。民主主義の世の中だからかえって怖い。日本人は空気に流され、一斉に同じ方向に走り出すことがよくあります。いったん民意が戦争を望んだら、だれも止めることができません。
こんなことを書いていたら非国民と呼ばれかねなくなる可能性があります。嫌な世の中です。
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岸田総理は節穴、もう退陣せよ

2022-11-11 14:03:45 | 岸田政権
読売新聞オンライン 2022年11月11日(金) 13:08配信によると、「岸田首相は11日、死刑執行に関する職務を軽視するような発言をした葉梨康弘法相(63)(衆院茨城3区、当選6回)を交代させる意向を固めた。事実上の更迭とみられる。」とのことです。

「法相は朝、死刑のハンコを押し、昼のニュースのトップになるのは、そういう時だけという地味な役職だ」と述べた。さらに「今回は、旧統一教会の問題に抱きつかれ、私の顔もいくらかテレビに出るようになった」と語った。
とのことで、開いた口がふさがりません。議員どころか、人間性を疑わざるを得ません。

山際大臣といいこの葉梨といい、どうしてこんなバカ者が大臣になったのか? 
他にも寺田総務大臣、旧統一教会関係の国会議長、クズばかりではありませんか。

岸田は節穴です。こんな人に日本を任せておいて大丈夫なはずはありません。総理はグニャグニャ、辞めさせないといっておいてクビ。ヨタヨタしてばかり。そして山際はなんとクビの4日後にコロナ担当部会長!? 岸田は何を考えているのでしょうか。

顔を見るのも汚らわしい。とっとと消えてください。





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