クーチミラン

根を、張るときと花の咲くとき

山椒の木、丸裸

2020年08月18日 | 植物

狭い通り道の手前と奥に1本ずつ山椒の木が在ります。元々、小さい木で、しかも枝が伸びたら通行の邪魔になる部分を切り取るため全体の大きさは幼いものです。その2本の木の葉が全て食い尽くされてしまっています。正に、丸裸の状態です。原因は分かっています、芋虫です。これまでは虫が目に止まった時には駆除していました。山椒の葉はそう頻繁に食卓に乗せることはないので力めて虫の駆除に当たっていた訳ではありませんが、今回の結果を見てびっくりです。その状態は初めてです。緑色をした芋虫でその身体を潰すと甘酸っぱい臭いが感じられていました。しかし、それは悪臭いではありませんでした。虫の食べ物が山椒ですからそれはそうかも知れません。何の幼虫かをネットで調べましたらアゲハ蝶でした。目から鱗です。そういえばこのところ、生まれて間もないのではないかと思える白黒がハッキリし鮮やかで綺麗な色をしたアゲハ数匹を見かけます。それらの蝶が、山椒の木が自分の身を犠牲にして生み出した結果かも知れません。撮影の機会到来を心待ちにしています。 


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