クーチミラン

根を、張るときと花の咲くとき

スイフヨウの伐採

2016年11月14日 | 植物
昨日もスイフヨウの伐採をしました。2日目でしたが全ての幹の処理を終えることが出来ました。スイフヨウは1本の幹から枝が出ているのではなく、1個の根から数本から数十本の幹が伸びていてそれに枝が付いています。従って切る幹の本数は相当な量に上ります。因みに現在、根の数は大から小まで20数個あります。ただ、木質は極めて軟らかいので伐採するには楽です。今回は例年より少し早い時期の手入れとなったように思います。今回は初めてその木たちに感謝を捧げました。と、云いますのは私達夫婦はもとより近隣の方々、通りすがりの方々などに喜んで戴いたことが分かり、そのことが感謝の行動に繋がりました。今度の伐採では特に大胆に切り取りました。地面から僅かに幹が出ている程度にしました。それは来年はこれまで以上に観賞し易いように花の高さと人の目の高さが同程度になることを考えてのことです。また、木自体の高さを抑えておかないと将来、手に負えなくなることもあります。実際、一昨年目ふさぎのため2、3本はある程度の高さを維持したものを残しましたが、今回の切断時、それにかなり苦労しました。廃棄場所へ運ぶ折も数倍の力を要しました。「スイフヨウの園」とは私が名付けたのですが、一方では維持にはこのような課題も発生します。果たして何歳まで私にその能力があり続けるでしょうか。下に幹切断面の写真とスイフヨウの葉を餌にしている虫のそれを添えました。なお、断面の中央付近に微かに緑色のものが見えますが、これは幹全体に伸びているようですが、必ずしも幹の中心部とは限らないようです。実物はとても鮮明で綺麗な色をしています。養分を運ぶ管でしょうか。

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