今回の台風10号の影響で我が家にある屋外通路の木製扉が完全に壊れてしまいました。大工さんにお願いして作って戴いたかなり頑丈な扉だったのですが、相当な時間の経過で腐蝕が進み危ない状態には陥っていました。何年か前の台風で1度は倒れましたが、太い丸太を4本使って支えとして持ちこたえさせていました。それが今回の台風では倒壊してしまいました。丸太自体も腐りが激しかったのです。後始末には2日間を要しました。腰痛を抱えている中での作業でしたので途中で休憩を採り入れて横たわる時間も設けました。作業初日は流石に作業内容の種類が多く、幾種類もの器具を利用することになりました。先ずは、扉などに取り付けてる錠などを取り外す仕事でインパクトドライバーが必要となり、扉に複雑に纏わり付いた、植物の大きな蔓はレシプロソーで、細い蔓は剪定ばさみで切り、取り外しました。更に、それらはゴミ袋に入れるため短く直線的に切る必要があることから丸鋸使用としました。(このような場合の私の丸鋸使用法は本来の目的から外れたもので、極めて極めて危険で一つ間違えば脚の1本など瞬間的に切断してしまうのです。今回は、刃が回転していない状態で軽く脚に触れただけで、少しの怪我で済みましたが)更に、短くするために剪定ばさみを使い、場合によっては手で折ったり膝を利用して折ったりもしました。最終的に出来たゴミ袋は、40L入りで6袋となりました。作業で出た物の内、まだ何とか再利用可能な板は若干の手を加えて、ネジ釘でドライバーを当てる+型溝がハッキリしている物は保存しました。作業後、その跡地はスッキリとし、風通しも良くなりました。その位置は、門を入って真っ正面に見える所ですので何か花でも植えたら良いけど、と思っています。振り返ってみますと、今回の作業は全過程を通して合理的な手順で円滑に進み、私らしくない実に珍しいケースとなりました。