バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

東芝と大分大学、認知症のなりやすさ解明する研究開始―生体センサーで実証

2015年04月17日 | 加齢 老化制御
 東芝と大分大学は16日、生体センサーを使って認知症のなりやすさと身体情報・生活習慣の因果関係を解明する実証研究を始めると発表した。研究対象人数は1000人で、研究期間は2015年度から3年間となる。東芝のリストバンド型生体センサーを活用して、生活データや身体データを継続して収集。認知症関連データと組み合わせて、因果関係を調べる。日刊工業新聞 2015年04月17日

武田、京大とiPS共同研究 心不全治療などに200億円

2015年04月17日 | 細胞と再生医療

 京都大学iPS細胞研究所と武田薬品工業は17日、心不全などの分野でiPS細胞を使った共同研究契約を結んだ。複数の疾患を対象に創薬研究や再生医療に取り組む。武田が10年間で200億円の研究費を提供する。京大は様々な製薬会社と希少疾患などで協力してきたが、最大手の武田とは実用化をにらんだ包括的な新薬研究を進める。今後、iPS細胞の活用が大きく進みそうだ。日経ニュース(Web版)2015-04-17

様々な医薬品、机の上で製造 東大が夢の合成法

2015年04月17日 | 医療 医薬 健康
英科学誌「ネイチャー」に発表

 東京大学がこれまで難しかった医薬品などを原料から一貫して連続合成する技術を実現した。机の上にのるほど小型の設備で効率よく複雑な化合物を生産でき、生産コストを大幅に引き下げられる。研究が進めば液晶などの幅広い精密化学製品でも利用が広がりそう。医薬品製造で日本が世界をリードする可能性をもたらすとともに、海外勢におされて苦戦している日本の化学産業を復活させる切り札になるかもしれない。 日経ニュース(Web版)2015/4/16

毎年死者を出すA型肝炎ウイルス汚染食品の恐怖 治療法

2015年04月17日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
毎年死者を出すA型肝炎ウイルス汚染食品の恐怖 治療法なし、危険な輸入品が野放し

小倉正行

A型肝炎は、A型肝炎ウイルスによって汚染された食品や水などを摂取することで発症するが、厄介なことに潜伏期間が平均4週間(2~7週間)もあり、発症した時は原因食材がわからない場合が多いということである。発症すると、発熱、全身倦怠、食欲不振、悪心、嘔吐、黄疸などの症状を呈し、肝機能が悪化して死亡する場合もある。Business Journal 2015-04-16

がんより怖い「がん治療」の実態

2015年04月17日 | 医療 医薬 健康
@DIME 2015/4/15 23:00 DIME編集部

がん治療よりもある意味で恐ろしいのが「がん検診」。

 医者が信じられない。頼りになるはずなのに、不信感しか持てなくなりそうだ。このままでは、病院に行くのも怖い。そんな暗い気分にさせる、知りたくなかった医療の現実を見せつけたのが、『がんより怖いがん治療』(小学館刊)だ。がん治療、がん検診、医者の裏側を赤裸々に明かしたのは、『患者よ、がんと闘うな』(文藝春秋刊)で日本の医療界を敵に回した近藤誠氏。40年間にわたり医者として活動してきた慶応義塾大学病院で見てきたことや経験してきたことなどから、医療界の真実の姿を浮き彫りにする。Yahooニュース 2015-04-15

浜理薬品工業 ペプチド医薬事業拡大 千歳に設備導入

2015年04月17日 | 酵素・蛋白質・ペプチド・核酸

 医薬原薬・中間体メーカーの浜理薬品工業(大阪市)は、ペプチド医薬事業を拡大する。北海道千歳市の子会社工場に2億5000万円を投じて高活性ペプチド医薬原薬の製造設備の導入を進めており、まず柴島工場(大阪市)で製造する2品目を移管し今秋にも試作を始める。生産能力は1バッチ100グラム~数キログラムで、2019年までに高活性タイプを中心に品目を拡大させ、売上高10億円を目指す。非天然アミノ酸の原薬への採用や製剤化への進出も視野に入れ、28年にはペプチド医薬事業の売上高を70億円に引き上げる計画。化学工業日報.,2015年04月16日

甲状腺がん仕組み解明、秋田大 2遺伝子が機能失い発症

2015年04月17日 | 医療 医薬 健康

 甲状腺がんは、がんを抑える2種類の遺伝子が機能を失うことによって発症する仕組みを発見したと佐々木雄彦秋田大教授(医科学)らのチームが16日付の米医学誌に発表した。

 2種類のうち、がんを抑える「主ブレーキ役」は回復できないが「補助ブレーキ役」の働きは薬剤で回復できることを、共同研究先の米ハーバード大が確認した。治療薬開発に道を開く成果として注目される。 共同通信47news.,2015-04-17

がん細胞だけに薬を送り込める「ナノマシン」

2015年04月17日 | 癌 ガン がん 腫瘍

特集 深層NEWS

 東京大学の片岡一則教授(高分子化学)が14日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、ナノテクノロジー(超微細技術)のがん治療への応用について、今後の展望を解説した。

 片岡教授は、がんの血管の壁を通り抜けるサイズの極小カプセル「ナノマシン」を開発。これで抗がん剤を包むとがん細胞だけに集中して薬を送り込むことが可能になるといい、「正常細胞には影響しないので副作用が減る」と特長を話した。 読売新聞(web版) 2015年04月15日