バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

DNA構築物並びに融合タンパク質の発酵的製造方法

2009年10月03日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2007-278064 出願日 : 2007年10月25日
公開番号 : 特許公開2008-104462 公開日 : 2008年5月8日
出願人 : ワッカー ケミー アクチエンゲゼルシャフト 発明者 : トーマス シュレッサー 外2名

【課題】E.コリにおける標的タンパク質の廉価な製造を可能にし、加えて前記の従来技術の欠点のないDNA構築物を提供する。
【解決手段】シグナルペプチドをコードする核酸配列と、それと機能的に結合されているキャリヤータンパク質をコードする遺伝子と、それと開裂可能な配列Sをコードする遺伝子を介して結合されている標的タンパク質をコードする遺伝子とからなる、E.コリにおける標的タンパク質の廉価な製造を可能にするDNA構築物であって、キャリヤータンパク質をコードする遺伝子がE.コリ由来のspy遺伝子であることを特徴とするDNA構築物によって解決される。明細書 >>かんたん特許検索PDF

異種動物由来物を用いない再生医療用ヒト細胞培養システムの構築

2009年10月03日 | 細胞と再生医療
2004年度 研究成果報告書概要
代表者:伊藤 嘉浩  
 臍帯血中の造血幹細胞をその性質(自己複製能、造血再構築能)を保持したまま体外で増幅できれば、従来の移植細胞量の制限がなくなり、体重の重い成人の白血病治療など様々な治療に応用できる。また、ヒトES細胞の応用に関しては、まだ臨床応用可能な培養法の確立さえできていない状況である。最終年度では、ES細胞培養も含めて異種動物由来物を用いない培養系の確立を目指した検討を行った。科学研究補助金DB 研究課題番号:14380406

マイクロチップテクノロジーを利用した生化学分析システムの構築

2009年10月03日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
2005年度 研究成果報告書概要
代表者:安保 充
 本研究で開発した生化学分析システムとして、環境分析では、巻貝中のステロイドホルモン分析、河川中の亜硫酸イオン、亜硝酸イオンの分析システムを作製した。また、生物活性物質分析では、サイトカイン類のイムノアッセイチップ、細胞保持型のバイオアッセイチップを作製した。科学研究補助金DB 研究課題番号:14206014

「遺伝子組換え稲の作付け禁止等請求事件」の判決について

2009年10月03日 | NEWSクリッピング
独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構
 本日、新潟地方裁判所高田支部において、当農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)を被告とした「遺伝子組換え稲の作付け禁止等請求事件」の判決の言い渡しがありました。
 判決の内容は、遺伝子組換えイネの実験栽培の差止め請求については却下、損害賠償請求については棄却するというもので、当方の主張が認められたものと考えています。
 農研機構では、これまで同様に関係法令を遵守し、かつ生産者、消費者の皆様の理解を得るための努力を積み重ねながら、必要な研究開発を今後も続けていく所存です。農業中央研究センター(北陸) 2009-10-01