バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

髄膜炎菌性疾患の予防および処置のための新規免疫原性組成物

2009年05月22日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願2006-513095 出願日 : 2004年4月16日
公表番号 : 特許公表2006-525330 公表日 : 2006年11月9日
出願人 : ワイエス・ホールディングス・コーポレーション 発明者 : ズロットニック,ゲイリー・ダブリュー 外5名

 本発明は、ナイセリアORF2086タンパク質、髄膜炎菌株から単離するか、または組換えにより作製することができる交差反応性免疫原性タンパク質(その免疫原性部分、その生物学的等価物を含む)、上記のものに免疫特異的に結合する抗体、および上記のそれぞれをコードする核酸配列、ならびにナイセリア メニンギティディス セログループBによる感染に対して有効な免疫原性組成物におけるその使用に関する。 明細書 >>かんたん特許検索PDF
◇細菌性髄膜炎 Hibワクチン認可
   早期の診断困難 治療にも限界 乳幼児は後遺症や死亡も
 元気だった乳幼児が急に発熱や嘔吐(おうと)などを起こす髄膜炎。中でも細菌性髄膜炎は重症率が高く、症状が急速に悪化して死に至るケースも少なくない恐ろしい病気だ。早い段階での治療開始が重要だが、現代医学でも早期発見は難しい。そうした中で、主な原因であるインフルエンザ菌b型(Hib(ヒブ))のワクチンが今月中にも認可される見通しとなり、関係者の期待が高まっている。西日本新聞 2007年01月22日

高血圧の遺伝子治療に道筋、米研究者が高血圧原因遺伝子の特定に成功

2009年05月22日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
欧米人数万人の遺伝子データの解析を行うことにより、これまでは高血圧原因遺伝子とは考えられていなかった13個の遺伝子が高血圧との間に関係があることが10日、学術専門誌「Nature Genetics」と米高血圧学会で発表された2つの研究成果により明らかとなった。 Technobahn.,2009-05-16

トリインフルエンザ感染の治療

2009年05月22日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願2006-17361 出願日 : 2006年1月26日
公開番号 : 特許公開2007-99747 公開日 : 2007年4月19日
出願人 : ヘミスフェラックス バイオファーマ 発明者 : ウィリアム エー カーター 外1名
発明の名称 : トリインフルエンザ感染の治療

【課題】トリインフルエンザが、天然のヒトα-インターフェロン、ノイラミニダーゼ阻害剤及びリバビリンで治療される。
【解決手段】インフルエンザウイルスの影響が、dsRNAによりインフルエンザウイルスノイラミニダーゼ阻害剤と併用することにより緩和される。これら二つの生成物、dsRNAとα-インターフェロンは、防御的に(予防的に)投与され、又は発症した疾病の治療において、治療上有用である。免疫「カスケード」を通して作動するこれら独特の免疫/抗ウイルス作用が、一般に入手し得る薬剤に対する耐性をもたらすことによって死亡率を大いに促進する、ウイルス突然変異による致死的影響を改善する。例えば、1918-1920において、トリインフルエンザは世界中で凡そ4千万人を死に追いやった(National Geographic,Sept.2005、参照)。明細書 >>かんたん特許検索PDF

拒絶反応抑制に道 免疫細胞を活性型、未活性型に分類 京大グループ

2009年05月22日 | 医療 医薬 健康
 人の免疫反応を調節する「制御性T細胞」が、働きの大きい「活性型」と「未活性型」に分類できると京都大学再生医科学研究所の坂口志文教授(生体機能調節学)らの研究グループが21日、発表した。
 自己免疫病やアレルギーの治療、臓器移植での拒絶反応の抑制にもつながる可能性があるという。産経ニュース(web版).,2009-05-22

乳酸菌発酵魚肉すり身のアンジオテンシンI変換酵素阻害活性

2009年05月22日 | 医療 医薬 健康
金 山1)3), 小川 有香1), 渡辺 隆夫2), 森本 理一郎2), 大田 祥子2), 清木 雅雄2), 宮本 拓1)
1) 岡山大学大学院自然科学研究科
2) 林兼産業株式会社開発部
3) 中国内蒙古農業大学動物科学・医学学院

乳酸菌の代謝機能を応用した魚肉発酵ソーセージの開発研究の一環として,乳酸菌による発酵魚肉すり身のアンジオテンシンI変換酵素(ACE)阻害活性を検討した.ホッケ,イトヨリダイ,スケソウダラおよび混合すり身をLactobacillus delbrueckii subsp. lactis 306701で発酵し,ACE阻害活性を調べたところ,ホッケすり身の乳酸発酵物のACE阻害活性(90.0%)が最も高く,スケソウダラすり身では認められなかったためすり身に用いる魚の種類によって,ACE阻害活性に違いが生じたと考えられた. J-Stage >> JOI JST.JSTAGE/nskkk/54.160

日本における乳酸菌を利用した機能性化粧品素材の開発

2009年05月22日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
千葉 勝由
日本乳酸菌学会誌, Vol. 18, pp.105-112 (2007) .
乳酸菌科学の進歩は、絶え間なく化粧品素材の安全性と機能を改善させ続けており、これらの素材が皮膚をより健康に保ち、更に皮膚の老化過程を遅らすことが期待されている。J-Stage >> JOI JST.JSTAGE/jslab/18.105

乳酸菌の免疫調節機能

2009年05月22日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
八村 敏志: , 日本乳酸菌学会誌, Vol. 18, pp.54-57 (2007) .
食品の様々な免疫調節機能が明らかとなりつつあるが、この中でプロバイオティクス、特に乳酸菌は主要なものの一つである。そしてこの乳酸菌による免疫応答の調節を介して、アレルギー、炎症性腸疾患や感染症をはじめとする種々の疾患の予防や軽減が可能であることが明らかになりつつある。J-Stage >> JOI JST.JSTAGE/jslab/18.54

培養後の培養組織や細胞シートなどの培養組織を容易に回収することができる培養装置

2009年05月22日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2003-321934 出願日 : 2003年9月12日
公開番号 : 特許公開2005-87030 公開日 : 2005年4月7日
出願人 : 株式会社 ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング 発明者 : 畠 賢一郎 外1名
発明の名称 : 培養装置及び培養キット

【課題】培養後の培養組織や細胞シートなどの培養組織を容易に回収することができる培養装置を提供する。
【解決手段】培養体を培養する培養キャビティ4を形成可能なチャンバー10を備える培養装置2として、チャンバー10は、培養体を培養する培養面20と、該培養面の外周側を包囲し培地を保持する外周堤部30と、を備えるようにし、外周堤部30の少なくとも一部が培養面20の包囲部位から変位して当該変位部分において培養面20の外周側が開放状態となるように形成する。この培養装置2によれば、培養終了後の培養組織は、当該変位部分、すなわち、培養面20の開放部位を介して、作業者等により操作され回収される。明細書 >>かんたん特許検索PDF

培養システム、培養装置、及び培養容器箱、並びに空気清浄化方法

2009年05月22日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2006-154765 出願日 : 2006年6月2日
公開番号 : 特許公開2007-319119 公開日 : 2007年12月13日
出願人 : 株式会社日立製作所 発明者 : 小林 豊茂 外1名
発明の名称 : 培養システム、培養装置、及び培養容器箱、並びに空気清浄化方法

【課題】培養容器を浮遊細菌の存在する外気などに触れることなく、清浄な空気によりクリーンな状態を保ち、温度一定の細胞に対するダメージの少ない環境下で、培養装置内に出し入れして細胞を培養することを可能とする。
【解決手段】一個もしくは複数個の培養容器を有して、ヒーターを有し、外側に粘着性のよい樹脂膜を貼り付けた扉を有する培養容器箱と、ヒーターを含めて細胞を培養する各種装置を有して、培養容器箱の扉と同様に外側に樹脂膜を貼り付けた扉とその格納室を有する培養装置において、培養容器箱と培養装置の接続の際にお互いの扉を密着させて、その樹脂膜同士の粘着性により外気に触れた不潔な部分を封じ込め、その扉を一体で扉格納室に移動させることにより、培養容器の入った培養容器箱内部と培養装置内部を清潔な状態と温度一定に保ったまま接続することを特徴とする。明細書 >>かんたん特許検索PDF

流体送り装置およびそれを用いた細胞培養装置

2009年05月22日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2005-144456 出願日 : 2005年5月17日
公開番号 : 特許公開2006-320218 公開日 : 2006年11月30日
出願人 : 福岡県 外1名 発明者 : 楠本 賢一 外3名
発明の名称 : 流体送り装置およびそれを用いた細胞培養装置
【課題】簡単な構成を有する流体送り装置を提供し、かつ、該流体送り装置を用いた細胞培養装置を提供すること。
【解決手段】スターラーの回転子1を収容室2に回転可能に収容し、該収容室2に、流体を出入りさせるための吸入口3と吐出口4とを設ける。第一態様では、吸入口3よりも吐出口4の開口面積を大きくし、それによって、流体送り作用を発生させる。また、第2態様では、回転子の形状によって流体送り作用を発生させる。この流体送り装置の吸入口または吐出口に、培養基材を擁した培養管路を接続すれば、コンパクトな細胞培養装置となる。明細書 >>かんたん特許検索PDF

出願番号 : 特許出願2005-144456 出願日 : 2005年5月17日
公開番号 : 特許公開2006-320218 公開日 : 2006年11月30日
出願人 : 福岡県 外1名 発明者 : 楠本 賢一 外3名
発明の名称 : 流体送り装置およびそれを用いた細胞培養装置

【課題】簡単な構成を有する流体送り装置を提供し、かつ、該流体送り装置を用いた細胞培養装置を提供すること。
【解決手段】スターラーの回転子1を収容室2に回転可能に収容し、該収容室2に、流体を出入りさせるための吸入口3と吐出口4とを設ける。第一態様では、吸入口3よりも吐出口4の開口面積を大きくし、それによって、流体送り作用を発生させる。また、第2態様では、回転子の形状によって流体送り作用を発生させる。この流体送り装置の吸入口または吐出口に、培養基材を擁した培養管路を接続すれば、コンパクトな細胞培養装置となる。