私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

クロボシツツハムシ:4つの疑問

2021-04-16 10:38:31 | ハムシの仲間
2021年4月16日(金)

クロボシツツハムシ 大きさ5mmほど。


やっと私なりにきれいな画像が撮れた。

3日前の散歩中、桜の木の若葉を覗いてたらコイツがいて


何度か逃亡されてきたヤツと比べて、頭部胸部の赤みが多くてかっこいい。

慎重に若枝を曲げて、パチリ!


昨年から続けてる「ど素人ハムシ図鑑」の49種目だ。


もちろん撮影だけで、標本をつくる気もさらさらないもんな。


追記4/16:交尾中のクロボシツツハムシ発見!


と、調べてたら・・・4つの疑問が湧いてきた。

鳥にとって不味なナナホシテントウに模様を似せることで、身を守ってるとのこと。


1.似てるかなあ?
「擬態」という方法で似せるのであれば、体型の俵型はさておき、黒点はもっと丸くしていただきたい。
そもそも「似せる」という概念ではなく、たまたま色彩変異に多様性があって、生き残ってきた末裔の姿にすぎないのかも?

2.もし、似てるとしたとき、そのことが生き残り戦略として有効ならば、コイツはどうする?

バラルリツツハムシという青い金属色した大きさ5mmほどのハムシ。

コイツも桜の若葉にいて、私の地域ではクロボシツツハムシよりもはるかによく見られる。
コイツはナナホシテントウに似てないから、目立つし真っ先に鳥に食われてしまうハズ。
ならば、コイツの方が少なくならないとおかしいんじゃなかろうか?

3.そもそもナナホシテントウとこのクロボシツツハムシの生息場所は違うのでは?
ナナホシテントウはカラスノエンドウなどの草原に、クロボシツツハムシは樹上に生活してるような気がするんじゃね。

4.このクロボシツツハムシの頭部胸部のつややかな赤は、広島カープの赤ヘルメットに
胴部のつや消しをしたような赤は、広島カープのビジターユニフォームによく似ていて・・・

どうやら、あの強くてかっこいい『広島カープに擬態』しているのではなかろうか?

そして、一昨日撮影がうまくいってほくそ笑んでた日から広島カープは黒星3連敗中。
『クロボシツツハムシ』という名前と黒い斑点のせいじゃわいっ!!
コメント
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