私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

イチゴハナゾウムシ:ノイバラにて

2021-04-22 10:09:34 | オトシブミ・チョッキリ・ゾウムシの仲間
2021年4月22日(木)

イチゴハナゾウムシ 

大きさ3mmほどの小さな小さなゾウムシ

上翅の2つの黒い斑紋が美しい。
今までみつけたゾウムシの中で一番、吻が長いのもうれしい。

ゴミ捨てついでの散歩で、ゴミ捨て場横のノイバラの花芽で見つけて


こんな様子のとか


花茎を走り回るのとか


すぐ茎の裏側へとかくれるのとか


ここ数日、撮影のために格闘してたのだけど、うまく撮れない。
とうとう業を煮やして、透明アクリルケースへ入れてパチリ!


外へ這い出したところもパチリ!


もちろん元の場所へと戻しといて・・・

春から夏、バラ科植物の花芽で普通にみられるそうだ。

バラ科植物はごまんとあるというのに、わざわざ『イチゴハナ』と限定した名前にしてるのは、イチゴ農家さんにとって「やっかいな虫」であることを強調してるのかなあ?
それにしても庭木や公園の観賞用として植えられてたりするバラの花芽で見たことがない。

念のため、昨日バラがたくさん植えられてる公園で花芽を見てまわるも1匹もいない。
散策路に生えてたノイバラにはいたのにね。
ノイバラはもともとバラの野生種だったと思うから、不思議な気分。

薬剤散布をして虫を寄せ付けず、長く観賞するのも、それはそれでいいのかもしれない。
ただ、一方で「虫や鳥もこない観賞花」ってのはなんか空しいような気もする。
何となくそんな観賞花や改良花は、ぬいぐるみやフィギュアみたいな感覚になってしまう。

花と虫と鳥とのつながりをひっくるめて知り、子や孫とお話できることの方が、私は好きだな。
コメント
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