2018年4月10日(火)
昨日の釣りの続き。
シモフリシマハゼのオスである。
チチブと同じで繁殖期のオスはこのように黒くなる。
続いてアカオビシマハゼ。
残念ながら今回繁殖期の特徴を示すオスは釣れなかったケド。
どちらもチチブ属の魚なのである。
少し前まではどちらもシマハゼという1種にまとめられていたそうだ。
この2種の区別のつけ方は以前も書いたケド
ひっくり返してみると一目瞭然。
白い斑点がちりばめられているのがシモフリシマハゼ。
何にも模様のないツルッツルなのがアカオビシマハゼ。
今回あらためて「そうかもしれんな」と思ったのは
チチブ・シモフリシマハゼ・アカオビシマハゼの繁殖期のオスのカラーリングの違い。
どいつもこいつも黒くはなるのだけれど
チチブのオスは、胸ビレの三日月模様が青白くなり
シモフリのオスは、背ビレ・尻ビレのフチがくっきりと黄色くなり
アカオビのオスは、胸ビレのフチが青白くなるような気がするのである。
(画像は昨年5月に釣ったアカオビの巨大オス)
これらを婚姻色と呼んでいいのかどうかもわからないし
何せ2年前にはロクに区別もできなかったのであるから
間違っててもご容赦いただければありがたいのである。
さておき、このダボハゼ(チチブ属)たちは基本すみわけている。
チチブは川へ川へと遡ろうとした。
河口域から中流域まで広範囲に分布を広げ
ヌマチチブという分家までつくっていった。
いわばフロンティア精神にたけ、勢力図を拡大していったすぐれた長男である。
アカオビは海水にとどまる道を選んだ。
汽水域から淡水の影響をほぼ受けないような海水域まで広範囲に分布を広げ
いつでも誰でも釣れてあげますからと鷹揚にかまえた。
いわば人の良い、人気者の三男なのである。
一方、シモフリは汽水域だけを選んだ。
川へも行かず海にもなじまず河口域という狭い範囲で細々と暮らすことにした。
いわば、肩身の狭い偏屈者の次男なのである。
このダボハゼ3兄弟をわずか畳2畳程度の広さで
ほぼ同じ割合で釣れるポイントがあるのである。
3兄弟が仲良く生活してる場所はここしか知らないのである。
えっ?
何男かって?
私はもちろん次男である。
昨日の釣りの続き。
シモフリシマハゼのオスである。
チチブと同じで繁殖期のオスはこのように黒くなる。
続いてアカオビシマハゼ。
残念ながら今回繁殖期の特徴を示すオスは釣れなかったケド。
どちらもチチブ属の魚なのである。
少し前まではどちらもシマハゼという1種にまとめられていたそうだ。
この2種の区別のつけ方は以前も書いたケド
ひっくり返してみると一目瞭然。
白い斑点がちりばめられているのがシモフリシマハゼ。
何にも模様のないツルッツルなのがアカオビシマハゼ。
今回あらためて「そうかもしれんな」と思ったのは
チチブ・シモフリシマハゼ・アカオビシマハゼの繁殖期のオスのカラーリングの違い。
どいつもこいつも黒くはなるのだけれど
チチブのオスは、胸ビレの三日月模様が青白くなり
シモフリのオスは、背ビレ・尻ビレのフチがくっきりと黄色くなり
アカオビのオスは、胸ビレのフチが青白くなるような気がするのである。
(画像は昨年5月に釣ったアカオビの巨大オス)
これらを婚姻色と呼んでいいのかどうかもわからないし
何せ2年前にはロクに区別もできなかったのであるから
間違っててもご容赦いただければありがたいのである。
さておき、このダボハゼ(チチブ属)たちは基本すみわけている。
チチブは川へ川へと遡ろうとした。
河口域から中流域まで広範囲に分布を広げ
ヌマチチブという分家までつくっていった。
いわばフロンティア精神にたけ、勢力図を拡大していったすぐれた長男である。
アカオビは海水にとどまる道を選んだ。
汽水域から淡水の影響をほぼ受けないような海水域まで広範囲に分布を広げ
いつでも誰でも釣れてあげますからと鷹揚にかまえた。
いわば人の良い、人気者の三男なのである。
一方、シモフリは汽水域だけを選んだ。
川へも行かず海にもなじまず河口域という狭い範囲で細々と暮らすことにした。
いわば、肩身の狭い偏屈者の次男なのである。
このダボハゼ3兄弟をわずか畳2畳程度の広さで
ほぼ同じ割合で釣れるポイントがあるのである。
3兄弟が仲良く生活してる場所はここしか知らないのである。
えっ?
何男かって?
私はもちろん次男である。