私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

潮干狩りの傍らでバトル

2018-04-28 19:54:42 | 他の無脊椎動物
2018年4月28日(土)

4月26日に潮干狩りに出かけたお話。

前々から釣りの行き帰りに見えるこんな干潟で潮干狩り。


というのも、先週の土曜日の寄り合いで
「潮干狩りしてるとき、魚が出てくるじゃないですか。
 その魚を掘った穴に逃がしといて釣ったりすると手っ取り早いですよ」
と、県内でも有名な魚類研究家にアドバイスをいただいたのである。

試してみねばならぬ。

かみさんがコツコツと滅多に採れないアサリを掘り続ける中

「あっ! エビみっけ!」

スジエビモドキかな? (家に帰って調べるのが楽しいんぞ)

「カニダマシみたいなんがようけおるが」

イソカニダマシである。
カニの仲間(短尾類)ではなく、タラバガニやヤドカリの仲間(異尾類)なのだ。

「おっ! テッポウエビじゃっ!」

イソテッポウエビ類みたいやね。 (ピンクの寄生虫は何やろ?)

いちいち撮影ケースに入れたり出したりがめんどくさい。
「3種類とも混ぜちゃえ!」


イソカニダマシとイソテッポウエビのバトルが始まった。
レフェリーはスジエビモドキ。
「パチンッ!」 テッポウエピのプラズマ攻撃にカニダマシは防戦一方。

おもろいなあ。

「マジメにアサリ掘りんさい」
「はいっ!」

「わっ! 魚やっ! 魚っ! 手で追うけんな。すくい網で受けて」
「採れたあ~っ!」

ミミズハゼ類である。
たぶん、ごく普通のミミズハゼである。

撮影をしておいて、極短タナゴ竿を用意して・・・


潮干狩りの遺跡となった穴へソっと放つ。


「ありゃまっ! 石の下へすぐ逃げ込んでしもた」

県内でも有名な魚類研究家はアドバイスをくれたんじゃないみたい。
あまりに「アレも釣りたい、コレも釣りたい」とうるさい私へのジョークだったんじゃな。

冷静になって考えると、ミミズハゼが石の下に逃げるのは当たり前じゃわ。

なお、こうして遊んどる間にかみさんが掘ったアサリはこれ。


次の日のアサリの味噌汁がこれ。


肉厚で美味かったぞ。
コメント (4)
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