イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

鏑木だよ。

2011-05-19 18:37:27 | 昼ドラマ

「全国のタケオ(柄本時生さん)ファンの皆様、大変長らくお待たせいたしました!」とばかり、18日(水)の『おひさま』タケオdayでした。そうか、出てくるたび挙措がカクカクしているのは、あこがれの陽子ちゃん(井上真央さん)の前だと緊張してしまうからだったのね。タケオの出番はたいてい陽子ちゃんと出くわしたり挨拶をかわしたりの場面だから、それで“年じゅう”カクカクに見えるのか。

 …でも、なんとなーく、陽子も誰もいないところでも、“地”でカクカクしているような気がするのは何故だ。回想で、小学生坊主時代の校庭ラジオ体操中、陽子ちゃんの横顔を見つめていると動きが超マイペースに…という場面が出て、教師になった現在の陽子に「タケオくんも動きがヘンだったから、(教練についていけなくてへこんでいる生徒ミチオくんの)気持ちがわかるかなと思って」とニッコリグサグサ言われてましたが、確か陽子ちゃんが東京から引っ越して来たのは小4のときだったはず。その前は、流れるようになめらかな動きで皆に合わせて体操できていたのかどうなのか。

 しかしなんですな、ドラマ時制でたぶんかれこれ10年は経過しているのだろうに、いまだに「好きだ」のひと言も言えないタケオはもうキャラだからしょうがないとして、「(あの頃の動きのヘンさは)学校に好きな女の子でもいたの?」とニコニコずけずけ言えてしまう陽子の鈍感さもよくよく罪じゃないですかね。よくいるホラ、同性に嫌われるタイプじゃないのか。お茶の間朝ドラヒロインとしてどうなのか。奉公のため5年生途中で通学をやめなければならなかったユキちゃんさえ、タケオが陽子を好きだったと知ってるのに。

 こうなったら、スーパー戦隊における“イエロー回”のように、ヒロイン陽子はOPの顔出しだけで、あとは15分ほぼまるまるタケオの日常、みたいな日があってもいいんじゃないでしょうか。タケオの起床、タケオの顔洗い、タケオの朝昼晩メシ、タケオの入浴。きゃー。公式の人物紹介ではタケオくん、この後出征を余儀なくされるようなので、タケオが入隊して上官にビンタされたり、気をつけ!敬礼!捧げ銃!全速前進!したり、いっそ前線で米兵相手に大活躍したり。匍匐前進とか上手そうだし。軍隊は当然男社会で陽子ちゃんもいないからカクカクの心配もない。

 お国のために水漬く屍、草生す屍と化したりせず、ピンピン生還していまだ熟年陽子(若尾文子さん)に野菜貢ぐ犬塚弘さんになって健在なのもすでにわかっている。なんと安心して愛せるキャラであることよ。タケオあっぱれ。

 18日はその、教練についていけなくてショボーンだった生徒=ミチオくん役の子役さん(鏑木海智さん)(←かぶらぎ・かいちと読むそうです。浅野忠信さんが出ていた写メのCMを思い出しますね)が、夜、録画再生した『霧に棲む悪魔』でも登場。元気な漁港のワンパクくん役でリンゴ頬っぺのお顔を見せてくれました。弓月(ゆづき)だからユヅ兄(ニイ)か。「好きな人がいるなら早めに」「困ったときは相談に乗るよ」とこんなワンパクにうけ合われて、弓月(姜暢雄さん)形無し。

こちらの、太一くんだったかな?はなかなかスミに置けないヤツで、ミナミちゃんという名前の、タケオにおける陽子みたいな憧れ対象もすでにいるらしい。収録としては『おひさま』よりこちらが後だったのかな。子役さんと言えどもプロの役者。役の切り替えが大変そう。

『霧に~』を引き合いに出してしまったなぁ。昨日18日の第28話を御田…じゃなくて観た後ではもう軽々にレヴューとかできませんな。このドラマに関しては、筋立て展開どうこうについて最終話までここで論評しないことにします。しますったらします。何をリキんどるんだ。

…でも、個別のキャラや俳優さんについてはときどき単体で触れてもいいことにしよう。しようったらしよう。誰も止めてないし。

とりあえず弓月のあの微妙なパーマセミロン毛は風に弱いな。

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