イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

はぴだんぶい諜報本部 ~そこで今回の使命だが~

2020-08-07 18:30:46 | グッズ

 先月買ったサンリオはぴだんぶいの“ハピネスエージェントデザインシリーズ”クリアファイルセットが、最近の自分内ヒット商品です。

 オンラインショップで、発売初日にまず1組買っておいたのはよかったんですが、どうせならもう3組ぐらい一気に買えばよかった。絵がきれいで、地色のブルーグレーが良い感じに半透明。

 ・・リンク貼ろうと思ったら、オンラインショップではもう品切れらしく、ページ削除されてました(早)。当地のサンリオ取扱い実店舗でも再入荷は期待薄なようで。

 月河も今年のキャラクター大賞が始まった頃から本腰入れてネットでアミ張って新発売情報逃がさないようにしてるんですけど、こういう企画シリーズモノのアイテムって、本当にリリース即日ソールドアウトが多いですよね。当地の様な地方の弱小ショップだと逆に盲点になって、買えるチャンスが多いかと思いきや、1~2日遅れで店頭に並んで→3日遅れでディスプレイ品だけ残して完売、ぐらいのサイクル。

 長く製造販売され続ける定番品と違って、こういう企画モノは、第一弾ドンと店頭に並んだら大体そこで終了なのを見越して、それこそ希少価値でプレミア付くのを狙った転売ヤーが暗躍してんじゃないかと思うくらいのハケの早さです。Amazonマケプレなんか覗くと、1~2年前リリースの単発アイテムが桁違いの価格で、タグはついてるけど透明フィルムは包み直しっぽい画像で出品されてることがありますよね。他の所謂フリマアプリでも似たような出品、あるんじゃないかな。

 ま、需要が多いアイテム、欲しくて欲しくてたまらない人が世間にいっぱいいる品ならば、それなりの価格で売られるのは自然で、悪いことじゃないし、それこそ“感染症流行期におけるマスク”みたいに、公衆の衛生健康を守るための必需品ではなく、欲しい人は熱烈に欲しい、けど興味ない人はとことん興味ない、のがこのテのグッズ。

 でも、地方在住でとかくネット販売に頼りがちな客の一人として、できれば、即日ペースでハケて行った先が“本当に欲しい人”の所であってほしいな、とは思います。 

 さて、はぴだんぶい“ハピネスエージェントデザイン”、ユニット結成時のバンドスタイルデザインに続いて、一種のコスプレ企画みたいなもんなんですけど、エージェント、つまり諜報局員ですわ。エスピオナージです。スパイ大作戦です。ミッション・インポッシブルです。全員サンリオキャラなのに。2頭身なのに。きゃー。

 クリアファイルセットの大きいほう=A4に各メンバーの担当ポジション説明もありますから読んでみましょう。・・・

 ハンギョドン:いつでも大切な人を守れる準備ができている。頼りになるアニキ的存在。

 けろけろけろっぴ:日々がんばっている人を応援している。あなたの気持ちに寄り添ってくれる親友的存在。

 ポチャッコ:つねにハッピーのタネを見つけて楽しめる自由人。ハッピーを引き寄せる達人。

 あひるのペックル:少年のような心を持ったピュア男子。ピンチも降参するほど最強なポジティブ能力を持っている。

 タキシードサム:人をハッピーにするためにあらゆる道具やツテを自在にあやつる戦術家

 バッドばつ丸:危険と隣り合わせの人生を楽しめるチャレンジャー!敵をつくりやすいが、オレ的正義感にあふれたオトコマエ男子。

 

 ・・・このキャッチ、現物ではぜんぶローマ字で書いてある(太字部分は大きめフォント)んですけど、何だろう、脳内で若山弦蔵さんヴォイスに変換すればいいのかな。小山田宗徳さんかな。やっぱり芥川隆行さんか。

 こういうメンバー紹介みたいのって、チームヒーローもの、スーパー戦隊ウォッチャーとしては燃えるんですよ。

 ドラマの設定に移植するとこんな感じか。・・・

・・・・・

 ハンギョドン:ボス担当。“リーダー”じゃなく“ボス”。ときどきブラインドびろーんとして外を覗く。『はぐれ刑事純情派』の横溝署長のように、なんもかんも解決してから「今回の事件はこれこれこんなんだったな。みんなよくやってくれた」とざっくりまとめつつ、こだわりのコーヒーを飲むときにいちばん存在感を発揮する。

 けろけろけろっぴ:人情担当。職質と、取り調べにおける落としの名手。「あのねー・・」と話しかけるとだいたいみんな油断してバラしてしまう。

 ポチャッコ:ユーモア&軟派担当。タラシでもなんでもないのに女性が寄ってくる。『特攻野郎Aチーム』のフェイスマンよろしく、なんだかんだでミサイルからブラジャーまで調達する。

 あひるのペックル:天然担当。子供、ご老人、小動物になつかれる。ゲームの相手などしてるとついマジになってガサ入れ撤収したのに気がつかなかったりする。

 ☆タキシードサム:紳士担当。高学歴のプリンスっぽいので、諸外国VIPとの接触もお任せ。接触されたほうはあとになって「そういえばなんでペンギンだったんだろう」と思うが後の祭り。

 バッドばつ丸:はみ出し担当。ギャンブルと酒場をこよなく愛するハードボイルド・・と見せて、つまみはいつもポリポリラーメン。

 ・・・

 ・・・このハピネスエージェントデザインは、春先のバンドデザインのようにメンバーごとの担当カラーは決まっていないようなので、商品タグの色で付けてみました。こういう色分けもスーパー戦隊ゴコロをくすぐります。

 個人的には、クリアファイルのイラストで、でっかいヘッドホン装着で盗聴ミッション中?のけろっぴが、手に持ってるタブレットのシンボルマーク、リアル世界に普及してる“リンゴ”でも“窓”でもなく“ハスの葉”型なのがツボです。けろっぴ特注なのねきっと。

 ・・・あとは“敵組織”ができれば完璧ですけど、彼ら“ハピネス”エージェントなので、敵対するとなると“アンハッピー”をマンエンさせるコンセプトになるわけで、これはサンリオさんの守備範囲じゃないか。

シナモロールに対抗意識を燃やして何かと張り合うルロロマニックが結局かわいい小悪魔デュオキャラになっているように、サンリオがやるとやっぱり癒し系とか、のんびり腰抜けおマヌケ系の組織になるような気もします。

 「ヤツらが引き寄せたハッピーを塗りつぶしてアトカタも無くする、もっと巨大なハッピーを我らが・・ムフフフ」と目論む“黒いグッドはな丸団、とかどうかな。回り回って、結局良い事しかしてない、悪の組織失格なヤツら。

 そう言えば今日8月7日は、グッドはな丸のお誕生日だそうです。ハッピーバースデイはな丸。

 ・・もひとつ。『スパイ大作戦』と言えば、TV『スパイ大作戦』の初期の女性メンバーは“シナモン”・カーターって役名でしたね。演じるバーバラ・ベインさんが変装の名人ローラン・ハンド役のマーティン・ランド―さんとのちに結婚しました。のちに離婚もしました。豆知識。


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